HOME >
satokunさんのHP >
日記
新田次郎さんの山岳小説はあれこれ読んでますが、先日見つけたのがこちらの自伝。中央気象台(気象庁)勤めながら小説を書き始めた頃からの事が綴られてます。私が新田さんの本を初めて読んだのは30年くらい前に”富士山頂”だったと思います。当時は山登りに興味を覚え始めた頃。まだ行ったことのない日本アルプスやヨーロッパアルプスの山々の景色を新田次郎さんの小説を読みながら想像してワクワクしていました。その新田次郎さんですが、お名前がペンネームであること(この自伝にはペンネームの由来も書かれてます)や意外にもご本人は”山岳小説家”と呼ばれることを非常に嫌がられてたことなど、興味深い内容の自伝でした。個人的に好きな作品は”アルプスの谷 アルプスの村”ですが、この紀行文についても触れられていました。気象台勤務と小説家と言う”二足の草鞋”を履きながらの役所勤めに対する葛藤や原稿の締め切りは必ず守ると言った著者の律儀な性格に非常に共感する内容でした。本編の最後に奥様とご次男がそれぞれ夫・父親への想いを綴られています。まだ読んだことがない著作もたくさんあることが判ったのでこれを機に集めてみようと思います。新田次郎さんの作品を読まれてる方には作品の生まれた背景や取材に関することなど小説の舞台裏が判るおススメの一冊だと思います
新田次郎”小説に書けなかった自伝”
お気に入りした人
人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:603人
satokunさん、こんにちわ!
私も新田次郎は結構読み漁ったつもりでしたが、この小説も「アルプスの谷 アルプスの村」も知りませんでした。ペンネームの由来等、とても興味深いですね。探して読んでみます。
私が強烈に印象に残っているのは山をやり始めてちょっとした頃に読んだ「銀嶺の人」で、アルパイン系の山岳部に入ろうかと思ったほどでした(笑)。
tamaoさん こんにちわ。
この自伝読んでるとあんな小説・こんな小説、読んだことないものがたくさんあるのが判ります。山岳小説以外も読んでみたいなと思いました ぜひ読んでみて下さいね コメントありがとうございました
コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する