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地形読みの未熟さを感じ、反省させられる山行だった。
雪のすっかり消えた昨年の春、同コースを歩いた経験も有る事から、
少し甘く考えていたのかも知れない。
千種街道から雪に覆われた奥の畑谷へ入ると、雪の無い時期の
記憶なんてなんの助けにもならないとすぐに気付かされる。
谷が浅くなる徒渉点を探しながら右岸、左岸を繰り返す。
左岸に広がる「奥の畑・下」、右岸に広がる「奥の畑・上」、
そしてその先の右岸谷寄りに見る「シオジの大木」と三ヶ所の
チェックポイントを過ぎ、谷の向きが東に変わった後は
谷を囲む地形と地形図で現在地を確認するしかない。
次のチェックポイントは谷の左股が、西尾根の崩壊地へ延びる
地点で右股を山腹に逃げる辺りだろう。
そして稜線に上がる小尾根を見極める。
今回はその辺りを間違えたのが、コースを外した原因だ。
見通しが効く尾根とは違い、目標物の少ない雪の谷筋は
地形図と比べる地形読みが難しい。もっと能力を高めたい。
地形の構成を考えると、尾根は登れ、谷は下れと言われる。
今度は稜線の鞍部から下って地形を再確認してみようと思う。
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