連日のニーュス等を手を合わせるようにして見ていました。
でも10/13のテレビやネット、10/14の新聞で残念な結果が報道されました。
10/14(日)の河北新報の記事を要約すると、東北大名誉教授(71)、仙台市秋保ビジターセンターの北西約3kmの梯子滝近くで倒れているのを捜索隊により発見、仙台南署によると、発見場所は大東岳(1,365m)の登山道近くの沢、擦り傷など転げ落ちたような形跡があることから、登山道から沢に転落したと見ている。
これだけでは、情報の受け手として滝の近くなどで崖から転落したのでは思うでしょうが、私が以前(最近では2016.9.17北石橋)、裏磐司コースを通った時も、また通るたびに感じていたのが、ほぼ平坦な登山道ですが何ヶ所か平凡な徒渉ヶ所では、ありますが通るたびに危ないと写真に納めていました。
見た目は危険と感じられない沢の徒渉点、そこに落とし穴があると感じていました。徒渉点の沢は大股で跨げば越えられそうな沢です。
でも大東岳の徒渉する沢の大きな一枚岩は、水の中では苔の為に非常に滑りやすいと言う事です。もう一度記しますが、沢の大きな一枚岩は、水の中では苔の為に非常に滑りやすいと言う事です。そして沢が急傾斜です。
大東岳の周辺は特に苔で滑りやすいと個人的には感じてました。徒渉する沢の上流も下流も一枚岩で滑り台の様なものです、大学教授が危険箇所と認識せず渡ろうとして、ちっょと滑ったのが命取りとなってしまったと個人的には想像してしまいました。
本当に危険箇所と認識しないで渡ってしまいそうな沢が沢山あります、滑ったら下流まで猛スピード突進です裏磐司コースには多いです。
徒渉が全て危険と行っていません、なんかの拍子で転んだりして沢の下部が急な場合が特に危険とここでは言っています。
大東岳もなかなか急登の山です、表大東岳で登り、裏磐司コース周回の場合、疲れているところ登山口まで結構距離があり平坦に近い登山道です、そこで油断すると言う落とし穴がある事を肝に銘じて頂けたらと思います。
※今回は、どのように登山されたのか大東岳を周回されての遭難現場であれば、かなり疲れていたと想像できます。登山届も出て居らず独り身で捜索開始も遅れた様子です(秋保ビジターセンターの職員が3日以上駐車していておかしいと→駐在所→仙台南署と連絡との事)(2018.10.16訂正)
遭難の時間帯が分かりませんが想像ですが暗くてヘッドランプも持っておられなかったら小さな沢でも跨がず滑ってしまった事も考えてしまいます。(2018.10.18追記)
お亡くなられた方のご冥福をお祈りいたします。
ピンポケの画像もあり申し訳ありませんが状況を掴んで頂けたらとあえて載せました。
画像1.裏磐司コースの徒渉点、こんな感じの所が多いです、滑りやすいです(2016.9.17の画像)
画像2.登山道徒渉する沢の下流、滑り台のような沢(苔で滑り一旦滑ったら誰も止められません、一直線谷底です)(2016.9.17の画像)
画像3.登山道徒渉する沢の下流、別の場所です(2010.3.28の画像)
yamanamieさん こんばんは
宮城の山のレコが詳しく書かれているので
レコを参考にして拝見しています。
今回の事故の事はとても残念でなりません。
秋保ビジターセンターの映像がテレビで流れた時はびっくりしました。
前に神室山で何日間が助けを待っていた人が見つかって助かった事例があるので
今回もどうか助かって下さいと毎日手を合わせていましたが。
一昨年の11月に大東岳へ行って、表コースを登り裏コースを下ってきましたが、
確かに一枚岩の所で私も転んで、カットバンですんだ怪我でしたが
怖い思いをしました。
今回の事は残念でしたが
大切なそして大好きな宮城の山ですので、
皆さんで情報は共有していきたいですね。
sakura1029 さん コメントありがとうございます。
私も以前から裏磐司コース、一部崖崩れがあり迂回路があったりしていますが普通の注意ヶ所で、ほぼ平坦で、登山口まで長いなと思い緊張感も緩みがちの道。
その登山道でかねがね怖いとと思っていたのが徒渉点の一枚岩の水に浸かっている部分が苔で滑りやすと言う事でした。一跨ぎできる沢ですが滑ったらた谷底まで滑り落ちてしまいそうな恐怖を感じていました。疲れているときはチョッとした石でもバランスを崩しがちです。ここでは沢付近でバランスを崩したりしたら大変なことに結びつきます。
だでは済まないと思っていましたがsakura1029さんは絆創膏で済んで良かったですねと言うより注意して下さいと願うばかりです。2016.9.17の北石橋に行ったときのレコにも、滑りやすいので注意と書いた記憶があります。
私もレコでは絶景ばかりの画像で興味ばかり持たせるのでは無く、登山口からの出発から下山まで、自分なりに注意した方が良いところ、大変なところの画像も載せるようにしています。そのため写真の枚数が多くなってしまっていますが山は絶景ばかりで無く、大変なところもあるんですよと暗に表現しているつもりです。
sakura1029 さんがおっしゃられているように、皆さんで良い情報はもちろんのこと、耳に痛い情報も共有していきたいものですね。同感です。
山好き人間がこれからも世間様から白い目で見られないためにも安全登山。
※最近宮城県の関係者が、庄内神室山では無事帰還、蔵王左衛門沢付近では残念な結果、そして大東岳裏磐司コースでも残念な結果、とても人ごとでは無いですね
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