真冬での気象遭難が殆どの様子ですが晴れた時の絶景は魔物が住んでいる様子で登山者誰をも引き付けます、十分な装備とスキルが要求されます慎重な行動が必要でしょうか。
悪天候に関わらず、せっかく遠路来たのだから、せっかくなかなか取れない休暇を取って都合して来たのだから、危険を顧みずもう少しなのだからは山行きには慎む事柄でしょうか、生きていれば再挑戦は出来るとは分かっているのに…。
話は変わり、殆どの遭難は検証がなく如何して遭難し助かったのか、ダメだったのかが情報が非常に少ないです。トムラウシ山での真夏の低体温症によるツアーでの大量遭難を思い出しネットサーフをしていたら
トムラウシ山遭難事故→トムラウシ山遭難事故調査報告書(日本山岳ガイド協会)
に遭難の検証がとても詳しく掲載されています、非常に長いレポートですが皆さんのこれからの山行きに夏・冬関係なくとても参考になると思いますし、この事故を無駄にしないためにも一読して頂けたらと思いました。
※トムラウシ山遭難事故は2009.7.16、私共が旭岳山頂を天候不順で途中撤退2009.7.19、ガスっててやはり寒かった(遭難事故はニュースで知ってて報道関係者と同じゴンドラに乗ったのを鮮明に覚えています)
※画像1.2009.7.19 旭岳天候不順で姿見ノ池付近で撤退
画像2.2009.7.20 天候回復も時間が無くて姿見平付近散策
1.スケジュールファースト(これは昔から)
2.SNSの発達で成功体験だけ追体験したつもり
3.スマホを含む道具の進化で読図が不要
4.知識だけ*頭でっかちで技術が伴わない
5.雪と風の知識不足
6.中高年の昔取った杵柄(体力の低下)
*雪洞ビバークや滑落停止や雪崩チェックやビーコン探索など最低限の訓練すらない。
残念ですが減らないかな?と思います。
最近防げない不幸な遭難が多いのは事実だと思います。
私が思っている事柄を簡潔に箇条書きに纏めて下さりありがとうございます。
日頃親しんでいる山でも積雪期は別物である事の認識を改めて考えさせられる昨今です。冬山の道迷い即遭難→死亡(気象遭難)に結びつくのでその対策をしての登山をして貰いたいと願っています。
人の事はあまり言えませんが情報だけが先行して実力が伴っていない事柄を痛感させられます。
※バックカントリーが流行っていますが雪崩や方向失って失っての遭難を遭難の言葉を使われると山岳遭難と混同されること少し残念に思っています。
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