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ある雑誌に紹介されていた「41人の嵐」という本の舞台ということですごく気になっていました。
以来この本を探していたのですが、やっと最近この本を入手することができました。
1982年南アルプスを襲った台風10号による未曽有の災害によって、小屋に避難したいろんな大学のWV部や社会人パーティー等25人の若もの達。一旦は台風も去り落ち着いたかと思えた矢先に急変し、その小屋も土石流に流されはじめ荒れ狂う風雨に身の危険を感じた小屋番（星美智子）の判断のもと”馬鹿尾根”と呼ばれる仙塩尾根を両俣小屋から仙丈ヶ岳、北沢峠を目指しての十数時間の大脱出。
一人の犠牲者も出さず脱出した記録です。
著者は桂木優。実はこれは星美知子さんのペンネームです。
一気に読んでしまいました。
リーダーの決断力と窮地に追い込まれたグループの団結力とチームワーク・・・
面白い本でした。
「両俣小屋とは」
両俣小屋は野呂川上流の左俣と右俣の出合から下流へ約300メートル程の左岸にポツンと佇んでいます 小屋の標高は約2000メートル
水が豊富でテント滞在はもちろん 小屋泊でのんびり過ごしたい あくせくしない山あるきをと云う方にはもってこいの環境が揃っています
宿泊収容人数は約30人 テントサイトは約40張です
両俣小屋から仰ぎ見ることはできませんが小屋の正面方向（東側）が北岳方向です
沢（野呂川）を挟んで対岸へと落ちている尾根が そのまま中白峰沢ノ頭を経て北岳へと続いていると云うことになります
小屋の背後には仙塩尾根へと続く森が小さな建物のすぐ際まで迫っています
本当に ”手の届く森” と云えるそんな位置関係です
実際に小屋へ訪れたことのない方がこれを読んだら 眺望が望めない閉ざされた辺境の地かときっとそんな印象を受けるかもしれません
しかしそんな心配は無用です 谷間は大きく開けてそしてとても明るい所です
朝に夕に外へ出て南東方向を眺めてください
右俣の谷間から大きな山容の美しい間ノ岳のが望めます
お天気次第ですが 見えれば間違いなく ”これだけで充分” と思うはずです
両俣小屋ホームページより
こんな両俣小屋にふらりと遊びに行きたくなりました。
はじめまして。
両俣小屋はおすすめの山小屋です。
ほぼ１人で管理されている小さな山小屋ですが、
星さんの人柄と自然のオーラで心清らかになりますよ。
ぜひ訪問してみてください。
hase130 さん
はじめまして。コメントありがとうございます。
「41人の嵐」でも星さんはご自身の自慢話は一切なく、小屋番としての反省点ばかりを書いてみえます。人柄なんでしょうね。
両俣小屋は北沢峠とか広河原から外れた場所なのでなかなか行けなかった場所ですが、次回南アルプスの計画を建てた際には是非ともおじゃましたいと思っております。
はじめまして。
両俣小屋でそんなことがあったなんて知りませんでした。
両俣小屋は、10数年前、仙塩尾根縦走中、泊りました。尾根の鞍部から300mほど降りなければならないので、体力的にちょっと損した気分です。だけど少しバテテたのですが親切にしていただきました。
ニヤンコが数匹いました。広いテン場、素泊まり用の炊事室など、静かでのんびりしてました。
何か、南アルプスの小屋はいいですね。ふるさとみたいです。
sari-paAさん はじめまして。コメントありがとうございます。
10年ほど前に山渓の山小屋特集に両俣小屋が取り上げられていて小屋番の星さんと「41人の嵐」の話が載っていました。これが僕が両俣小屋を知るきっかけとなりました。
北アルプス中心の山行ばかりでしたので、なかなか両俣小屋にも行けず仕舞いでしたが今回やっと「41人の嵐」を読むことができたので一度両俣小屋まで行こうかと思っております。
仰る通り北アルプスの山小屋に比べると南アルプスの小屋はアットホームな雰囲気がありますね。
こんにちは。
両俣小屋の泊まったとき
本を目にしました。
買えばよかったと、いまだに
後悔してます。
こちらの小屋は、猫と一緒に
過ごせていい思い出でした。
また行きたくなりましたよ。
komakiさん こんにちは。
コメントありがとうございます。
そ〜いえばkomakiさんも4・5年前に両俣小屋に宿泊されていましたよね。
今回、いろんな方から「両俣小屋はいい小屋だから一度訪ねてみたらいいよ。」という言葉をいただいてます。秋にでも時間を作って行こうかと思っております。
「41人の嵐」、実は小屋から購入しました。山渓を読んでいたら小屋のＨＰから申し込みができるとのことだったので申し込みました。
残り少ないそうです。早めに申し込まれたらいいかと思います。
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