山頂で別れを告げ、いつものペースで下山していると、後ろから「ルート間違えた〜」と先ほどの彼の声(^_^;)
再びあいさつを交わし、先を譲って歩いてもらうと、どうも歩き方がひざからガクンガクンしていてなんだか辛そうなので、「もしかして膝が笑ってませんか?」と質問したら、「ええ〜メッチャ痛いです」と返答したので、「これはサポートしないとヤバイかも(^▽^;)」…と思い、私から「日向大谷口近くまでサポートさせて貰って良いですか?」と質問しました。
一度は遠慮されましたが、「活動不能時間帯に入るとヤバイですヨ(; ・`д・´)」と強く言ってしまいました…(私も過去に経験があります(^_^;))
装備を聞くと「地図」「スマホ地図アプリ」「登山計画書」「ヘッドライト」も一切携帯していない初心者でした(^_^;)
「こうやって登山遭難者が出来てしまうんだな…」と思った瞬間でもありました(; ・`д・´)
私のダブルストックを貸し、使い方をレクチャーして彼に歩いて貰うと「メッチャ楽で良いですネー今度から購入して使います」と言ってますが、時々下り坂で歩くペースが遅くなる時があり、すかさず休憩も入れてペース配分も大事なコトもレクチャーしました(^▽^)
帰りのバスの時間まで30分を切ったあたりで会所に着き、彼には「ここから先は危険箇所は無いから、日が落ちないうちに下山して下さいネ(^_^;)」と言い残し、後の時間はマッハで下山し、バスには間に合いました(^▽^;)
数分後にバスに乗り、バスが発車した直後に先ほどの彼も無事下山し、遠くから深々と頭を下げてお礼をされました(^▽^)
下山中に彼との会話で連呼していた言葉は「低山をたくさん登り、体力をつけるコト」と「事前計画をソロ登山でもしっかり行うコト」を耳にタコが出来るくらい言い続けていました(^_^;)
今後の彼の正しい山登りに期待します(^ω^)
話変わりますが、会所の指標に「七滝沢コース」の黄色テープの上から「中級者以上」と書かれてましたが、七滝沢は上級者かはたまた超人級の人(神と呼ばれている強者のみ?)しか行ってはならないS級コースなのに、初心者の彼に「こっちからも行けるんですよネ?」と言われた瞬間、「死にますよ(; ・`д・´)」と強く言ってしまいました(^_^.)
まぎらわしい指標は遭難者を増やすだけなので、止めて欲しいです( ˘•ω•˘ )
私もあと1年経ってからアタックしようと思っていますけど…(^▽^;)
埼玉県警のホームページに「今月の遭難者」のページが掲載されていますので、気を引き締めて参考にしてみて下さい。 両神山は結構、遭難多発や事故が絶えません(>_<)
【埼玉県警ホームページ・山岳遭難発生状況・登山情報】
http://www.police.pref.saitama.lg.jp/d0010/kurashi/sangakujyoho.html
「真剣に山と向き合うコト」が遭難事故を防ぎます。
自分の力を過信せず、今後も良い山をたくさん登ります(^▽^)
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