今日公開の映画、「エヴェレスト 神々の山嶺」をさっそく見て来ました。
かなり前ですが、原作でとても感動したので、とても楽しみでした。
原作ではのっけから厳しい登攀シーンから始まって、度肝を抜かれたのを
覚えていますが、映画ではカトマンズの町から始まって、ちょっとがっかりでした。
ただ、それ以外は私の記憶では概ね原作に沿ったストーリーでした。
カトマンズの街並みは昨年の震災で町が崩壊する前の貴重な映像で、
私が以前行った風景もあって、懐かしくも悲しい気持ちでした。
この映画の最大の見どころ、山のシーンは流石に大迫力で、リアルな音響
と共に臨場感があって見応えがありました。
そして、阿部寛のふんする羽生がカッコよく、いい山男を演じていました。
なぜ山に登るかというマロリー以来の問いが当然出て来ますが、
「俺がいるからだ」という羽生のセリフにはうなずけるところがありました。
また、誰もやっていないことに挑戦する姿勢に改めて心を動かされました。
ヤマレコ未踏のバリルートの探索や、冬季の厳しい雪山を時々やっていますが
その時のシビアでしびれるような緊張感を思い出すと共に、
最近ちょっと遠ざかっているなあ、またやってみようかと思いました。
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