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発症したのは、もう既に10年以上も前のことです。
南アルプスの北岳に登った時のこと。
体力も無いくせに無理したもんだから、下山途中に左膝が痛くなってしまい、まともに歩けないほどでした。
が、その日の最終バスに乗らねば、明日仕事だし、と無理して、
なんとか最終バスには間に合ったものの、膝痛はかなり悪化。
かばいながら歩いたので右膝もいたくなったのでした。。。
整形外科に行ってレントゲンなどもとってもらいましたが、
「少なくとも骨には異常はないね。
じん帯とか腱の問題だから、リハビリして鍛えないといけませんよ。」
とのこと。
それ以来、完全に治った、膝痛が出なくなった、という事はありません。
必ず鎮痛剤を持参するようにして、その時点で痛くなくても下山開始時に鎮痛剤を飲むとか、ストックを使って衝撃を多少なりとも和らげるとか、対策してきましたが、完治には至らず。
自己流で少しだけスクワットなどもやってみましたが、長続きしなかったし、きっとやり方も適切ではなかったのでしょう。
効果は出ませんでした。
そんなこんなで10年以上もたってしまったのですが、
今後もヤマに行きたいけど、膝痛が不安ということで、
やっと重い腰を上げ、ちゃんと膝痛に向きあってリハビリしようか、
と思ったのでした。
それでヤマレコの他の方の日記などを読んでいて紹介されていた本を読んでみることにしました。
小林 哲士 (著)
『治す! 山の膝痛 膝の不安を解消する7つの知恵』
関節やじん帯のつき方、構造などもあわせ、
様々な痛みの種類別に原因などの説明があり、
説得力がある内容のように思えました。
そこで、この本で紹介されていたストレッチからまずは始めてみようとして、、、。
床に座り、両足を伸ばしたまま開き、上半身を前屈させるストレッチを試みたところ、、、
自分でも思わず笑っちゃうほど堅かったのです、からだが。
アレ、ヒトの関節の可動域ってこんなに狭い範囲しかなかったんだっけ?っていうくらい堅い。
上半身が垂直よりも倒れないんです、前に。
若い頃から体は堅かったのですが、まさかこんなに曲がらなくなったなんて、ショックをとおり越して笑ってしまったのです、やれやれと。
しかし、その後も前述の本に掲載されていたストレッチを継続しています。
その効果と言えるかどうかは分からないのですが、先日、(八ヶ岳の)天狗岳に行った際には、膝痛は出ませんでした。
あれ、これから来るかな、痛みが、という怪しい気配はあったものの、はっきりとした痛みがやって来る前に下山し終えることができました。
と、いうわけで、まだまだ柔軟とは程遠いのですが、
もう少しストレッチを継続しようと思っている次第であります。
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