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アニメ版の映画や、原作もおススメとのコメントをいただきまして、小説を読んでみました。
(図書館ですぐに借りることが出来まして。)
これは、、、読んで良かったです。
実写版の映画を見た後の事で、映画と原作のストーリーというか、設定が多少異なっているという事は知ってて読み始めたわけですが、その設定の違いが最初は気になり。
主人公の「僕」はなんというか、個人主義というか、他人への興味のなさ、そこからくるのであろう他人の気持ちのわからなさとか、他人との関係のぎこちなさぶりが、映画版の「僕」よりもっと重症?な印象を受けました。
ヒロインの「桜良」も、映画版の「桜良」とはちょっと違っていて、もっとキャラがたっているというか、明るくて前向きというだけではなく、なんというか、豪放磊落というと言い過ぎかもしれませんが、あけすけにモノを言う、ちょっとお下品なキャラが強い印象を受けました。
なんというか、50過ぎのおじさんから見たら、ちょっと引きたくなるような今どきのギャルっぽい女の子、という感じ。
それらの印象のせいなのか、最初は、むむむむ、と違和感を感じておりました。
(ただ単に、浜辺美波さん演じる映画版の「桜良」のまぶしさにやられただけ、というのが最も有力な説ではあるのですが。。。)
それに、正直に書きますと、原作では回収?説明?解決?しすぎではないか、前向きに過ぎるのではないか?という印象も受けました。
(そんなこと、オマエの好みの問題だろ、と言われればそのとおりです、という事ではあります、もちろん。。。)
しかし、2回目を読んでいる途中で、なんとなくわかりました。
原作の方が、
より、あり得ない出会い感?似合わない二人感?が強いのだ、とか、
主人公の「僕」の成長ぶりが、より感動的だ、とか。。。
50過ぎのおじさんからすると、そのあたりの、ある種の分かりやすさ、みたいなことを感じる部分はあるものの、映画版とはまた違った味わいがありました。
そういった意味では、原作も、実写映画版も、それぞれに楽しめる作品になっていると思った次第です。。。
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