10日程前に通ったところなので、以下所感を山行記録をもとに備忘的に。
http://www.asahi.com/national/update/0402/TKY200904020267.html
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-35925.html
1.雪崩地点
読売新聞には、当初「朝日岳南斜面」と書いているので、例のトラバースの核心部(山行記録の写真最後2枚目)からの滑落かと思ったが、雪崩の地点が登山口から700mというから、恐らく朝日新聞「茶臼岳北東斜面」が正しいのだろう(後で読売も訂正した)。
丁度「峰の茶屋」に行く途中、山行記録の写真3枚目、中央の登山者が歩いている辺りで雪崩が発生したものと思われる。このような緩やかな所で雪崩とは。。表層雪崩の威力は恐ろしいと感じた。
2.遭難
慰霊登山で遭難に会うことは、残念で驚き。今年の那須は自分が登山した日も遺体が収容されたが、死亡者が多すぎると思う(去年の件数との比較データはないが)。登山初級者で単独の自分が通り抜け、(ベテランと思われる)登山者に不幸があったのは、一重に運の問題であるが、撤退する勇気を持つことが必要であろう。自分の場合は、最初は前の日に登ろうと思ったが、その日の天気が良くなかったので、晴れる予報を知って明日また登ろうと決めた。 一方、集団だとそれぞれの日程の都合で突っこまなければならない事情になったのだろうと推測。
単独も集団もそれぞれメリ・デメリ両方あると思う。要はそのメリットを如何に引き出して、デメリを如何に無くすか。
3.では、何故(そういった所に)登るのか
撮った写真よりも何倍も美しい風景を見るためと、そういった山々にある死の雰囲気を感じるため。もちろん散歩のようなハイキングも楽しいが。
まあ、いずれにせよ頭のネジがどっか抜けているのだろうと我ながら思う。
(以上)
慰労登山には、酒でなく花なんだ。花は、高山植物の環境のため禁忌だと思ってたが。
上述したような引き返すかどうかの判断や登山の持つ戦略性(大げさ?)は日常の生活に活かしたい。
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