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写真中:夜の荒川河川敷で初代ヘッデンのGentos HW-888Hと比較。同じMax200ルーメンでもBD SPOTの方がやや広範囲に明るい印象。
写真右:多彩な点灯モードを最小限のボタンの操作の組み合わせで切り替え…使いこなすには慣れが必要そう


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山を始めた時に買った初代ヘッデンを水濡れで故障させてしまい、修理は出来たけど、今後の事を考えて新たなヘッデン購入を検討しておりましたNao3180でございます。
前回の日記にコメント頂きましたTheDainagonさん、kuutarouさん、ralickさん、ありがとうございました。おすすめ機種を教えて頂き、また必要な機能について検討するうえで、大変参考になりました。
僕自身、各アウトドアメーカの製品のサイトから片っ端から仕様を調べ、Webに散らばる愛好者のブログや通販サイトの評判・レビューなど読み漁り、仕事帰りに山道具のショップで可能な限り現物を見たりと、いろいろ検討しましたが、今回はBlack DiamondのSPOTの新モデル(BD81052)を購入しました。
■決め手となった点
・防水性能IPX8(オーバースペックかもしれないが、初代ヘッデンを水濡れで壊したので…)
・Highモードで200ルーメンと十分な明るさ
・長時間点灯(BDは点灯時間の長さでの評判良さそう)
・単4電池使用(以前はメインのヘッデンが単3、予備のハンドライトは単4とバラバラだったので、管理の為に電池サイズを統一したかった)
・赤色LED切り替え(「夜間のトレランレース」以前に、「普通のナイトハイク」をすることが多いので、機能として”マナーモード”は欲しかった)
・このスペックとしては安い!(←重要)
以上からこのヘッデンを選択!
他方、
■ちょと気掛かりな点
・トレランで走る場合に適合するか?装着感・走った時の安定性。
・多彩な点灯モードがある反面、操作が複雑で慣れが必要?
ということで、他の候補として最後までPetzlのMyoやTikkaと迷いました…。
トレラン界隈から評判のいいPetzlは金額はお高めですが、走る際の装着感が良さそう。対してBDのこのモデルは登山全般のシーンに使えるバランスのいい汎用機のような印象ですが、一方で走った際の装着感とかどうなんだろう?というところが気がかり。
最後は購入して自分で試し、判断することとしました。
さっそく夜の高尾辺りでテストしたい所ですが、せっかくの三連休でも家族との予定が有り山には行けません

自宅近くで暗くて、ヘッデン点けて走りまわって大丈夫そうな所…場所は自宅近くの(と言っても6kmほどあるんですが)荒川河川敷として、トレーニングを兼ねて走ってきました。
ちなみに、たどり着いた"テスト会場"となる最寄りの荒川河川敷は、板橋Cityマラソンのスタート/ゴール地点辺りです。
誤算だったのはそんなに思ったほど暗くなかった(苦笑)。でも、まあいいでしょう。
まず、初代ヘッデンのGentos HW-888Hと、点灯した時の明るさの比較をします。2製品ともMax200ルーメンとしているので、暗い河川敷でそれぞれを光量最強の設定で点灯してみます。
両方とも十分明るいですが、面白い事に、同じ200ルーメンでも雰囲気が違いますね。
Gentosが中心に集中して明るいのに対し、BD STOPは中心に十分な明るさが有りつつも、ビームが太いというか、周辺もかなり明るく照らし出されました。
感じとしては、BDの方が明るく感じますし、容易に視認できる範囲が広がるのであれば、足元や近くの確認のために首を頻繁に動かさなくてはいけなかった今までより、込み入った森のような環境でストレスなくナイトハイク出来るのでは、と期待できそうです

で、ずっと気になっていてテストしたかったのは、走る場合の装着感・安定性なので、次はSPOTを装着・点灯して走ってみます。
まず2kmほど河川敷をジョギングしてみましたが、ズレたりすることもなく、快適です。軽くて頭・首へのストレスもありません。
次に、河川敷の堤防を使って、緩い坂をダッシュで昇り降りしたり、階段を色んなペースを昇り降りしてみました。ここでも上下にズレて来たりという事もありませんでした。
軽さと相まって、なかなか快適です

ただ僕は、ヘッドバンドを着けその上から、ヘッドバンドをクッションとして気持ちキツめにつけています。
額にダイレクトに付けると感じはかなり変わると思います。
河川敷で十分走った場合のテストができて良好だったので終了とし、河川敷から自宅までの6kmの復路も、SPOTは消灯しても頭に付けたままで走ってみました。
時々信号に捕まってしまうものの、キロ6分ペースのジョグで走りましたが、ここでも装着に関してストレスは無いし、軽いので着けている事を忘れてしまうほどストレスがありませんでした

これはどうしても重かった初代のヘッデンでは無かった感覚で、買い替えて本当に良いと感じました。
とりあえず河川敷でのテスト走行は終了。個人的になかなかいい買い物ができたと思います。
ケチをつけるとしたら、やはり沢山用意されている点灯モードの複雑さかな。慣れが必要

あと、ナイロンの巾着袋とかで良いので、何か収納用ポーチみたいなものは付けてほしかったな。
早くこれを使ってまたナイトハイクしてみたいですね!

実機に満足いただいたようで何よりです。
もしイマイチだったら、推薦した責任もありますし。
値段だけで言えば、もっと廉価なものもありますが、性能から考えると、コストパフォーマンスも充分だと思います。
雨の中でも2回ほど使っていますが、表面を軽く拭いた程度で、今のところ全く問題もないです。
操作性につていは、同感で慣れるまで何度もカチカチしてしまいます。
その欠点も「強いて言えば」といったくらいのもので、視認性の高さで補っておつりがくると思います。
収納袋は、別途購入しました。
mont-bellのクラッシャブルランタンシェードと併用して、テント内での照明としても重宝しています。
TheDainagonさん
こんにちは。推薦していただいてありがとうございました。
欲しかった機能、性能を全て満たしてこのサイズ、価格という事で、大変満足しています!
購入したんですね
納得のできる物が手に入ったようで何よりです。
最近のヘッドライトに限らず高性能化はいいのですが、こんな機能何時使うの!?っていう機能がついていることありますよね・・・(モールス発信とか相手がモールスわからないと意味ないですよね・・)
Naoさんのページを見ていて私もトレイルランニングに興味が出ました。今度どっか行ってこようかなぁ。
ヘッデンに限らず、高性能なのに軽い!小さい!といった道具をみるにつけ、最近の登山ギアの進化って凄いな❗とビックリしてしまいましたよ。
でもご指摘の通り、道具の高機能化に人間側がついていけないと本末転倒ですよね。僕も道具を正しく使いこなせるように進化しなければ
トレラン、否定的に見られてしまうことも有りますが、僕は「走る」からこそ出来る山の楽しみ方、感じる魅力もあると思ってます。登山の一形体と考えて気軽にやってみると面白いですよ!
個人的に奥武蔵でのトレランで凄く良かったオススメの場所は、名郷から蕨山に登りさわらびの湯に下るコース。金比羅尾根の長い下りが最高に気持ち良いですよ!
気持ち良く走ってゴール後、温泉にも入れるので完璧です
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