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その時のレコ
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https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-7006619.html
五体満足、無傷で切り抜けましたが、
後から名前を知ったのですが、この時熊から「ブラフチャージ」と呼ばれる威嚇行為を受けました。
こんな事があるよと、注意喚起として日記で情報共有しておこうと思います。
※熊遭遇の一件については、当日下山後に大月警察署に通報済みです。
※先にツイッターでも同様の投稿をしていて、結構拡散されているみたいです。ヤマレコの方は字数制限がないので多少加筆しています。
↓以下、その時の状況です。
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2024年7月7日（日）
この日は笹子駅から本社ヶ丸への周回コースを計画していて、まず笹子駅から角研山に向かった。
7時40分スタート、8時少し前に登山口から入山し、角研山へ至る尾根を登り始めた。
登山道は明瞭だけどかなり傾斜があり、ゆっくり登らざるを得ない、そんな登山道だった（画像１）
熊鈴は付けてたけど、ゆっくりとしか登れないから、あまり頻繁に鳴らない。
更に悪い事に、自分が使ってる熊鈴は画像2の「トレラン用の熊鈴」で、周りの迷惑にらないようにと、あえて音量が絞ってあるというタイプ（メーカーは忘れたけど、そういう触れ込みで売っていた）。
森の中だが割と風が抜けてた。ただ、熊がいた方が風上。音も匂いも向こうには届きにくい。
これらが重なり熊がギリギリまで俺の接近に気付かなかったのか…？
画像3の地図で、角研山に至る尾根の途中に庭洞山って小ピークがあるが、この北側、山頂から200mくらい手前の斜面だった。
時刻は8時20分頃。
こちらの死角になる尾根の向こう側斜面20mくらい先で音がした。音と気配から大型の動物がいるっぽい。
熊鈴をかき鳴らすが…逃げるどころか何か黒いのが斜面を走ってきた。
視認した。1m位の熊だった。しかもこっちに向かって真っ直ぐ走ってくる！！？
この時、恐怖とか驚きとかと共に
「あぁ、10年山やっててついにこの時が来ちゃったか…」という謎の感情があった（←冗談抜きマジで）
が、直ぐに我に返って「とにかく逃げたり背中を見せちゃダメだ」と熊をガン見し奇声で威嚇開始。慌てたのは相手が熊だと気付いた最初の0.1秒くらい。
覚悟が決まったら、自分でも驚くほど冷静だったと思う。
熊の顔を直視し
「あぁぁぁ！！」「おぉぉぉ！！」と威嚇するが…熊は全然止まらない！？
熊との距離約10m。
手足が異常に太い大型犬みたい。四足で駆けてくるがスピードはかなり速い。まぁ聞いた通りこの速さなら人間の足では走り勝てないだろうなぁ、とか思った。
いよいよ飛び掛かってくるか？と思い、一瞬足元をチラ見。武器になりそうな丈夫な枝とかないか？…何もなかった（泣）
覚悟を決めて仁王立ちで熊の顔をガン見し「うおぉぉぉぉ！！！」と威嚇を続ける
熊との距離約5m。
そして熊は…そのまま減速せず少しだけ向きをそらして、俺の5mぐらい脇を駆け抜けていった…！！？
バキバキバキ…と枝を折る音を響かせながら、斜面を止まらず走り逃げていく熊。あっという間に見えなくなった。
意図しない人間とのニアミスで、ヤツもパニックだったんだろうか？
助かった…と思いつつ、念の為熊が走り去った方向に「うぉぉぉ！！！」と暫く威嚇を続ける。
心臓がバクバクいっていた。
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後から知ったんだか、この熊の突撃は、
「ブラフチャージ」という威嚇行為らしいです。
よく熊と会ってしまったら、「熊を睨みつけて、刺激せずゆっくり後ずさり」と聞きますが、
ブラフチャージでこちらに突撃してきてる場合は「熊を見据えて大声で威嚇する」のが正解らしいです。身体を大きく見せるのも有効とのこと。自分は身長180cm超あってすでに熊（ツキノワグマ）より大型生物（？）なので、仁王立ちで迎え討ちましたが。
熊も本気で攻撃するつもりはなかったのだろうけど、ここで逃げたり背中を見せたり等のNG行為をしたら、違った展開になっていたのかも。
こちらが一切怯まなかったので、熊もそのまま走り逃げたんだと思います。
【今回の反省点】
約20mの距離まで双方が気付かす接近してしまっていたとすると、熊鈴は使っていたがしっかり機能していない状態だったのか…。注意しよう。
トレラン用じゃなくもっとしっかり音が鳴るヤツを併用しようかな…
【良かった点】
驚いたけど「この状況で無傷で切り抜けれるには何をすべきで、何をしてはいけないか？」を冷静に考え、パニックにならず「逃げない、背中を見せない」を徹底出来た。自分でもビックリ。
ただ何か条件が違っていたら大惨事だったかも…。
安全に登山するためより一層気を引き締めようと思いました。
熊に遭遇しましたか。
「ブラフチャージ」という行動は、僕も体験した後からネット情報で知りました😅
あくまで攻撃してくる「ふり」らしいですが、ふりなのか本気かは分からないし、そのまま攻撃して来ることもあるそうで…😱
パニックになってNG行為（逃げるとか）しなかったのが良かったみたいです。ほんとに肝を冷やしました😅
貴重な体験談を詳細に記していただきありがとうございます。
臨場感が伝わってきました。読んでいて恐怖を感じたくらいです。
自分が実際に熊に出会ったらこんなに冷静に対応できるだろうかと考え込んでしまいました。
このルートを歩いたことが無かったので今度行ってみようかなと思っていたところでしたが
当分延期にします。
大月周辺のあの山域は、最近かなり熊の目撃情報多いらしいです…😰
しっかり対策して熊に存在をアピールし、適切な距離が取れれば大丈夫かな、とは思うんですが…やっぱり不安になりますよね😅
どちらの山に行かれるにしても、十分ご注意下さい。
こんにちは。
3月にこのルート歩いてます。
それほど山深い場所ではないのに熊はいるものなのですね。
自分に熊が突進してくるなんて、考えただけで怖いですよ😱よくご無事で。
熊鈴🔔は鳴らしているけど、会ってしまうときには会ってしまうのですね。
お疲れさまでした😌
本社ヶ丸を訪れたのは3回目で、慣れという訳では無いですが、まさかここで熊に出会うとは！とは思いました。確かにまだそこまで山奥ではないですしね。でもいました🐻😅
熊鈴はとりあえずいつも鳴らしてはいたんですが、今回の一件で、
ちゃんとこちらの存在をアピール出来ているか？相手（熊）に聞こえているか？はもう少し意識して運用しないとな、と感じました🤔
近くの立木や岩陰に隠れて突進パワーを直接受けないようにする回避方法もありますよ。
この場合には方向転換攻撃の可能性も考慮する必要があります。
熊に限らずマムシ等も自分の逃げ込む先がたまたま人間のそばという事もあるため油断なりません。
差し出がましい指摘を許して貰えるなら、大型動物の気配を感じたなら自分の気配と身を隠して相手の出方を伺いながら武器になりそうなものを用意したり対策を冷静に考えるのも生き残る手段となります。
私はクマに何周されたか記憶から欠如していますが近接チャージを無傷で追い返したのである意味同士ですね。
追記：宜しければ私の日記「�ぅ�マ 50m先でも襲われる！」をご覧下さいませ。
武器になるものも近くに無く、真っ直ぐ向かって来られたんで、威嚇し返すしかありませんでした…😅
しかし今回は無事でしたが、違う展開もあり得た訳で…
また次の遭遇があった場合に備えて、ご指摘いただいた対処法を心に留めておこうと思います。
ありがとうございます🙇♂
もっとも、「次の遭遇」なんて無いのが、僕にも熊にとっても一番良いのですが…😅
私は6年前に山形県の月山で、「ブラフチャージ」受けました。
20mくらい先からガオガオ言いながら、私の方に突進してきましたが、
5mくらいの距離まで近づいたときに、私の右手のヤブの方に入っていきました。
熊がヤブに入った後、バキバキバキ…と枝を折る音を響かせたかと思ったら、すぐに音が止まったので、
ヤブの中で私が離れるのを待っていたのかもしれません。
熊が入ったヤブの方に背中を向けないようにして、その場を離れました...。
当時は、熊が襲うのを諦めてくれたと思ってましたが、威嚇だったのですね。
ブラフチャージという言葉は、今回初めて知りました。
「ブラフチャージ」という言葉は、僕も今回の体験談を共有していく中で周りから聞いて知りました。
熊としては本気で戦うつもりはないけど、こういう脅しをかけてきて、こちらの反応を見ているらしいです。
ここで怯まないことが大事ですね。
しかし、僕の場合は直ぐに遠くに逃げて行きましたが、graphiumさんが体験された、すぐ近くでまだ様子を伺っていたとは…これは怖いですね😱
よくぞご無事でした😱
Nao3180さんと逆コースだったようですが、途中ですれ違っているかもしれません。
何にせよ、ご無事で何よりでした。
コメントありがとうございます。
低山マスターさんが下山される前に、僕が熊を追い払っておきました（笑）
…というのは冗談で、運とか、僅かなタイミングの違いで遭遇する/しない、が変わるのかなと、ちょっと怖くなりますね。
熊との遭遇の可能性は意識はしていても、いざその時になるとホントに驚きます。
低山マスターさんは何も無くてなによりでした。
遅コメで失礼します
とても怖い思いをされたようですが冷静に・・対処していたようですね
何より襲われることなく良かったです
その時は夢中でもその後にまだ何処かにいるのではと ドキドキしたことでしょう
ニュースでも街中の民家のあたりをウロウロしている映像がよく見られるようになって人ごとではないですよ
実は姐さんも一度遭遇してます
その距離２ｍ たまたま尾瀬の湿原ど真ん中で燧ヶ岳のほうの景色を撮っていて ドタドタ 足音がする・・誰か走って来るのか・・
レコよかったら覗いてみて下さい
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1258461.html
コメントありがとうございます。
たしかにあの直後はしばらくドキドキしてて、
熊鈴だけでは不十分か？まだ近くにいるかも？なんて思って、
定期的に威嚇の絶叫（奇声w）を上げながら登りました（爆）
翌日から暫く喉が枯れてましたwww😅
レコ拝見しました…距離2m…😱
これは怖い…😂
お互い無事で良かったです😅
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