少なくとも5年前までは、「登山靴は靴専業メーカーの物に限る。」というこだわりがあったのですが、今は、履いて歩いてしっくりくれば良い(必要な機能を満たしていることは当然)という、至極当たり前な考えでいます.とはいえ、5年前にサレワの靴を手に取ったときは、「こんな物、本当に大丈夫なのか?」という疑いの眼で見ていたのが正直なところ。かつてクライミングが活動の中心だった頃は、サレワのカラビナやロックハンマーなどを使っていたこともあって、サレワ=クライミングギアのメーカーという認識で、登山靴などは畑違いと感じたものでした。ではなぜ買ってしまったかというと、店頭の価格が、現行品にもかかわらずアウトレット扱いになっていたから。そういうのを見るとつい触ってみたくなるのが、生来の貧乏性の悲しさですが。でも、実際に履いてみたら、やや細身ながらなかなかしっくりくる。ものは試しにと購入して(もちろん値段もあって)、以来4年5ヶ月の間、手持ちの靴の中で一番出番が多い存在になりました。
今回の買い換えでは、初めはスポルティバのトランゴシリーズあたりを候補にしていましたが、4メーカーの靴を試着して一番しっくりきたのが、またまたサレワだったという訳。
写真説明(左)
現在使用している登山靴、左から
・スカルパ、モンブラン(冬靴、保温材入り)
・マムート、モノリス(3シーズン、セミワンタッチアイゼン、ハードシャンク)
・サレワ、クロウ(3シーズン、セミワンタッチアイゼン、柔らかめのシャンク)
・スポルティバ、TX4(アプローチ)
・4年5ヶ月使用したサレワ・・・(モデル名忘れた)
・ニャンコのゴン太(1歳4ヶ月 ♂ 体重7Kg メタボ気味)
写真説明(右)
ソールのターンイン比較
左から、モンブラン、モノリス、クロウ、TX4
クロウはモンブラン、モノリスよりターンインが強め。つまり、より岩稜への対応を意識しているといえそう。モノリスとクロウはスペック的に重なるところがあるが、雪山での保温性ではかなりの差が出る。モノリスは、厳冬の鈴鹿やGWの穂高でも十分対応できるが、クロウは本格的な雪山では足の冷えを感じる。
コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する