どんなお手伝いか?と言うと、2日と9日の両日曜日(イベントデー)のみ、貸し焼き台コーナーで炭を熾しているのです。
焼き台には大と小の2種類があり、小は4人程度まで、それ以上の人数なら大を借りると良いでしょう。私たち「うるする」メンバーは数年前まで牡蠣祭りと同じ日に「カキdeござ〜る」と言うイベントを併催しておりました。これは子野日公園に集中する集客による渋滞緩和、会場の混雑緩和を意図したもので、会場も若竹埠頭で厚岸大橋を渡ると子野日公園は左折、カキdeござ〜る会場は直進で、しばらくは上手くお客様を振り分けることに成功していました。
しかし、その後厚岸漁協直売店や厚岸味覚ターミナルコンキリエが同時イベントを追随したため厚岸大橋を渡って来るお客様の数自体がかなり緩和され、併催するカキdeござ〜るの役目は終えたのではないか?・・・と言うこと。
そして町などから「冬の集客イベントが欲しい」との要望を受けて、「カキdeござ〜る」は時期を2月に移したのでした。
正直言うと、あっけし牡蠣まつりが行われる10月は、牡蠣が美味しい季節とは言えません。子をパンパンに孕んだ牡蠣(これをクリーミーと言ってありがたがるお客様もおりますが)か、子が抜けて痩せ細ったまだ半透明の牡蠣(放卵してから牡蠣の身が戻るには2〜3ヶ月は掛かります)が多く、特に今年は厚岸湖内の水温が高いことと台風の影響で「本当に美味しい牡蠣」が非常に少ない残念な年です。
「あっけし牡蠣まつり」にたくさんのお客様がお越しくださるのはとても嬉しいことなのですが、同時に「こんな時期の牡蠣を出していいのか」と心苦しい思いも綯い交ぜになります。
道内産牡蠣の中でも特に美味しい牡蠣なら間違いなく「厚岸産」と言えるのですが、ハズレの時期に出る牡蠣が多いため、それが厚岸産牡蠣の名を貶める結果になっています。厚岸産牡蠣を食すなら、春先の「あっけし桜まつり」の時期の方がいいでしょう。
それ以上に生産者次第なのですが・・・
ともあれ、私も2日に続いて明くる9日は微力ながらも朝から晩まで一心不乱に炭を熾しているはずです。(笑
また火傷するね、きっと。
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