いつものグループハイキング。今月は鉢伏山周辺をのんびり歩き下山しては甲斐大泉に在る「ロッジ山旅」で一泊。翌日は近くの飯盛山でお花を愛でるという一泊二日のやまたびを行った。
新型コロナ自粛の真っ只中、図書館で借りた本が鉢伏山と「ロッジ山旅」のきっかけになった。
横山厚夫著 ある日の山ある日の峠
もう、コースタイムだの難易度だの参考にならない身体になって、渋い低山を気持ち良くさすらう山旅を求めるようになった頃この本に出合った。
横山厚夫氏。丁度自分が仕事に没頭し山歩きとは縁が薄かった年代に盛んに書いた登山家著作家。”ある日の山ある日の峠”の舞台は決まって森林限界以下の中低山で見通しの良い爽やかな風が吹き抜けそうな広い尾根を奥様と歩く山旅だ。この本にはコースタイムや体力度・難易度といったガイド的な事は何も書かれていない。そんな内容が今の自分にハマった。
更にググっていく中で横山厚夫氏と「ロッジ山旅」のオーナー長沢洋氏との出会いに行きついた。
こうして今回鉢伏山ハイキングと下山後に「ロッジ山旅」に宿泊する、という我がグループの夏合宿を企画することになったのだが、「ロッジ山旅」については明日にしよう。
http://yamatabi.info/
※鉢伏山と飯盛山の山行記録は仲間と作成しました。以下のリンクです。
鉢伏山:https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2529402.html
飯盛山:https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2529402.html
横山厚夫氏の名前を見てつい書き込ませていただきました。
登山を始めた頃に買った本が横山厚夫氏著の「登山読本」でした。
細かい技術書ではなく山とどう向き合うか、みたいな内容で今考えると自分の登山への取組の原点みたいな本でした。
今読み返してみると殆どセピア色みたいな内容ですが現在ほど山を巡るインフラが整っていなかった頃の、それでも山に夢を抱ける良い時代だったような気がします。
横山厚夫氏の柔らかな中にも芯の強い人柄が感じられる本で、今でも楽しく読み返すことが出来ます。
コロナ禍によって変わり果ててしまったかも知れない山にもう一度あの本を読んだ頃のわくわく感を取り戻すべく暑さが収まった山に向かおうと思っています。
chiro様 初めまして。早速のコメントありがとうございます。
どうやら自分が山に行かなくなった頃からか、あるいは20代前半頃はワンゲル暮らしだったので書物で山と向き合うより周りと切磋琢磨していたのでしょうね。古希を過ぎて横山厚夫氏の著作に若さを取り戻す。って感じですね。
横山厚夫氏のファンっていらっしゃるんですね。他にもこの方の日記が私のお気に入りに入ってるんですよ。
https://www.yamareco.com/modules/diary/44772-detail-75322
横山厚夫氏。私もファンになっちゃいました。
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