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撮影場所:栃木百名山の羽黒山
撮影日:2013年5月3日
花序の先端から釣り糸を垂らしています。
・漢字名:浦島草
・分類:サトイモ科テンナンショウ属の多年草(宿根性)。
・同属同科のマムシグサ(蝮草) と似ています。
・特徴
春、林の木陰等で花のように見える仏炎苞を付ける。
仏炎苞の中には肉穂花序があります。
花序の先端から浦島太郎の釣り糸に例えられた長い紐状突起物を出します。
葉は葉茎の先端に1枚だけ付け、多数のぎざぎざの小葉があります。
肉穂花序は、多数のシベから出来ていますが、雄花は雄蕊だけ、雌花は雌蕊だけから作られており、どちらも花弁はありません。
交配は虫により行われる虫媒花です。
雌花は、秋、多数の雌蕊の開花後に、たくさんの粒々の赤い果実をつけますが、有毒なので食べられません。
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