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今年の漢字は「読」としよう！
★1冊目
「不屈」北上次郎・選
氷壁、寒冷前線、擬似好天などなど7作品、山の名作選とあったが、自分には馴染まなかった。
★2冊目
「境遇」湊かなえ著
2011年に実写、テレビ放送されていたとは知らずに読み始めた。境遇の似た同い歳の2人、陽子と晴美は、大人になりやがて陽子は政治家の妻、晴美は独身で新聞記者となる。
ところが陽子が息子の為に描いた絵本「あおぞらリボン」が思わぬ事件の引き金となる・・・
後半は続きが気になって一気に読んだ。
人は寂しさで繋がっている。それだけでは勿論語れないものだが、売れてる作家さんだけに流石おもろい！と思った
★3冊目
「魔法使いと副店長」越谷オサム著
自分は、越谷オサム作品が好きだ。「陽だまりの彼女」「いとみち」などだ。
タイトルは、なんかラノベっぽいタイトルだったが迷わず手に取りレジへ！
突如空から降ってきた魔法使い見習いの14才の少女と、単身赴任中の41才の副店長との微妙な同居生活が始まる。次の満月までに魔法使いに彼女は成れるのか？！
くすりと笑える箇所があり、流石越谷オサム作品！
んで、やっぱ後半は一気に読んだ
そして隠れて涙を拭いた。
そしてふと・・・
自分のかつての家族、娘達はどんな風に大人になったのかと想いを馳せる・・・
きっと素敵な大人になっているのだろう！
★4冊目
「強力伝・孤島」新田 次郎著
富士山頂の気象観測所の話や、白馬岳山頂の石碑を運び上げたりする話。
昔の人達はとにかく凄い！無茶苦茶や！と思った。
★5冊目
「人を襲うクマ」羽根田 治著
兎に角！熊には遭遇したく無い！と思った。
そして�．戰▲戰襦↓�撃退スプレー、�Ｌ椶魄錣蕕気覆ぁ↓で悗鮓�けて逃げない、�ニ標羯兩�！これが重要だ。
★6冊目
「体の力が登山を変える」齋藤 繁著
どうせなら楽に登りたいわなー・・・と、すがって読んだ本
日々の生活が大事、全て積み重ねなのだと思った。
★7冊目
「カビはすごい！」浜田信夫著
パッと見で買った本だ。
しかしながらカビはすごい！
カビは風呂場、洗濯機の内部等の水場だけで無く、エアコン内部、カーペット等もはや至る所に存在し、体内に入れば健康被害が出る事もある。
しかしながらカビは、ペニシリン等の医薬品、醤油、お酒等を造る。
人類とカビは共生共存の関係だったと改めて知り、楽しめた一冊だ。
洗濯機は、まとめ洗いより毎日洗いの方がカビの繁殖が少ないよーとの事。
★8冊目
「高校生からわかる資本論」池上彰著
これもパッと見で買った本。
約150年前に書かれたマルクスの「資本論」をあの池上彰さんが解説を交えながら、分かりやすく書いてあり、世の中の仕組みが分かったような気がした。
読み進めると池上彰さんが頭の中で喋ってる錯覚がした。
はるか昔に学習したような気がするが記憶に御座いません！
★9冊目
「小屋番365日」山と渓谷社著
山小屋で働き、山で暮らし、山を守り、山小屋を受け継いできた彼等の話だ。小屋番全53編
普段、日帰り又はテント泊だが、山小屋泊も楽しそう。
★10冊目
「普段着の住宅術」中村好文著
一軒家にも憧れるなー。
建築家が書いた一冊で、いろんな家が紹介されていて、為になった。
しかし最近「泣かせてやろう」的な本に対して、何だか嫌悪感。特に不幸なヒロイン系。その手の本は、可愛い表紙につられて手に取るものの、帯や裏を見て勝手に結末を妄想して元に戻し、レジには行かない。
★11冊目
「老後破産」NHKスペシャル取材班著
長寿という悪夢が綴られていた。
朝、目覚めてがっがりする。また死にそびれたと。飢えと孤独。
本当に悲惨な現状が書かれていて驚いた(>_<)
未来の自分か？！
★12冊目
「コンビニ兄弟」町田そのこ著
テンダネス門司港こがね村店にあるコンビニを起点に様々な人達のお話で、面白かった(^-^)/
コンビニちょい足しレシピを試食してみたいな〜♪
★13冊目
「神様の罠」
夏だし！ってことで人気作家6人の短編ミステリー作品を選択
さすが！って感じでどれもワクワク読んだ。
◆夫の余命・・・乾くるみ
◆崖の下・・・米沢穂信
◆投了図・・・芹沢央
◆孤独な容疑者・・・大山誠一郎
◆推理研VSパズル研・・・有栖川有栖
◆2020年のロマンス詐欺・・・辻村深月
★14冊目
「葬送の仕事師」井上理津子著
葬儀社に努める人達、遺体修復師、防腐処置、エンバーミング資格者、納棺師、火葬場に努める人達などなど、取材を積み重ねて刊行された本だ。
生物たるもの必ず誰しもが死ぬ訳だが、人知れず人の最後に、死体、ご遺体に真剣に向き合う仕事師たちの話で、まだ死んだ事ないし為になった。
可能なら誰にも迷惑かけずに綺麗に死にたいものだ。
★15冊目
「猫弁と星の王子」大山淳子著
あの猫弁シリーズ(第一シーズンは全5巻)が、帰ってきた！！
第２シーズンとしての第一弾！「猫弁と星の王子」も裏切らない面白さだった。100万円を騙し取られた女子高生、戻ってきた晴美、占い師、死なない猫。
散りばめられたピースが後半にどんどん回収され、楽しく読めた。次回は「猫弁と鉄の女」早く読みたい！
★16冊目
「箱庭図書館」乙一著
短編集だったので、読みやすいと思い購入。短編6編がどれも分善事町と山里姉弟に繋がり紡がれる構造となっていた。火打山、妙高山登山のテント泊の合間に半分ほど読み、続きは昼休憩の合間に読んだ。なかなか面白かった。
★17冊目
「お金の基本」杉山敏啓著
分かってるようで知らないことって、やっぱありますねー。て感じでした。
★18冊目
「冬華と千夏」草凪優著
官能小説家だと思っていたが、考えを改めた。
この本では、各種政策に失敗し貧困にあえぐ近未来の日本が舞台だ。
そんな世の中で、世界最新鋭AIセックスアンドロイドがデビュー！
それを仕掛けるのが、女社長の冬華と元デリへル敏腕店長の清春
この新たなビジネスで、二人が新たな未来を性産業を切り拓く！
主要な登場人物が冬華、千夏、清春、純秋とわかり易い
究極のラブドール、最新のダッチワイフ、南極1号の未来のストーリーだ。
★19冊目
「極北へ」石川直樹著
写真家の彼は登山家でもあり、著書も多数ある。若き日に登った北米最高峰のデナリが彼の人生を方向付けたようだ。
北極圏に住む人々の厳しい暮らしを、生命の有り難さを紹介する内容の本なのだが、彼らは地球温暖化に起因する生活では無いにもが関わらず、一番被害を受けているのが印象に残った。
北極圏の氷が溶け海面が上がり元々狭い陸地だったのに、そこから更に住む場所が失われていく。
先進国とは？資本主義とは？経済発展とは？それだけで良いのだろうか？と感じた。
★20冊目
「私たちはどこから来て、どこへ行くのか」
森達也著
最先端を研究する生物学者、物理学者など10名にインタビューしながら、大いなる疑問をまとめた本。
最先端を研究する方々は、解った事は多いが、それ以上にわからない事の方が多い。と言う見解なのが意外だった。
ゆえに表題にある我々はどこへ行くのか？なんて「わからない」
そもそも我々を構成する「自分」という存在も「滝」のようなものだという。
滝は、ある程度一定の「形」をして見えるが滝を構成するその沢山の水分子は、どんどん流れて行ってしまう。
このように自分の細胞もどんどん更新されていくので、我々とは？自分の認識する自分とは？とか、言葉や文字というツールが不完全だとも記載があり、そんなこと考えたこともなかったなーと思った。
★「すごい平屋」
終の住処は、お山が見える小さな平屋が良いですなー♪想像するだけでいいから楽しい。
★22冊目
「本屋さんで待ちあわせ」三浦しをん著
著者が読んだ本を紹介している本。
しかし本当にたくさんの本や漫画を読んでるんだなーと感じた。その愛あるが故に様々な本が書けるんだなーと感じた。
気になった本が幾つかあったので、機会をみて読んでみようと思う。
★23冊目
「あなたの体は9割が細菌」アランナ・コリン著
訳:矢野真千子
過去には無かった病「21世紀病」とも言える、肥満、ニキビ、アレルギー、自閉症、うつ病なども我々の皮膚や腸内等の「体表面」に共存する多種多様な微生物の多様性やバランスが影響しているという。
「ヒトマイクロバイオーム」プロジェクトなど新しい科学の研究成果をもとに微生物と健康の関係性を解説解した本だ。
自分には未知の分野でもあり衝撃的だった！
■「体表面」の説明で人や動物を
「ちくわ」に例えるなら上がおくちで、下が肛門となり、体内と認識している胃や腸などの消火器系は伸ばせばただの長い筒(ちくわの内側で外部と接触する)。
耳、鼻、肺、膣も尿道も内側の「体表面」であり、本当の体内とは「ちくわ」なら肉厚のある身の部分、外部と接触しない部分なのだとか。
それらの「体表面」、皮膚などは物理的に体内を保護しているが、その皮膚などには常在菌がそれぞれ居て繁殖しており、微生物などの見えない外敵から体内を護ってくれている。
常在菌は、母から受け継ぐようだ。
出産時に母の肛門側に胎児が顔を向ける時に接触、やがて顔から手、手から全身、手から口内へと消化器、呼吸器など体表面に増殖、それぞれで再び適応するのだとか。
■何度も表現のあったクロストリジウム・ディフィシル感染症にはなりたくないと思った。
■手洗い後、洗剤に耐性のある手の常在菌の一部は、他の微生物が流されて居なくなるので増える。と言うのもおもしろかった。例えるなら、空き地に雑草が生えるのと似てるなーと思った。
■腸内細菌は他者からの糞便移植等で治療可能
■自然分娩、母乳育児は重要
■まるっと読んで、まとめると過剰な抗生物質投与や過度な衛生管理は、結果的に自らを弱くするようだ。
故に！
気にし過ぎない程度に気にしながら、微生物の栄養素の食物繊維は多目にとろう！てな事っす。
色々なジャンルをお読みですね😄
私がこの中で読んだのは六冊でした。
猫弁の続編が出てくれたのは、本当に嬉しかったです！😆
ミステリーでは有栖川有栖さんが大好きです！
猫弁、大福さんと進展していなくて口元が弛んでしまいました。やっぱりー！って。笑
有栖川作品、短編ミステリーなら読みたいので、また探して読んで見ますねー。
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