今日はカメラのお話です。
一眼レフやミラーレスの交換レンズを買うとき、同径の保護フィルターを買う方がほとんどだと思いますけど、まあ自分も今までは何も考えずに普通に買ってました。でもある記事で「PLフィルターを使うと風景が綺麗に撮れる」とあったので、丁度紅葉の時期でもあり、それがあれば今までよりも写真が綺麗に撮れるのなら、ということでモノは試しにと買ってみました。
で、早速お山に持って行って撮影してみたところ、まあ確かに今までよりは色鮮やかに写る。特に空などはより青く写る。なるほど、これは良いなと思って、今まで何も考えずに保護フィルターばかり買ってしまってたことを後悔したりもしたんですが、ただ使い続けると色々とデメリットも見えてきた。
特に、光量が少なくなる影響は大きいですね。晴れた日の昼間、光がふんだんにある状況であればPLフィルターのメリットは最大限に享受できますが、一日歩いてるとそういう状況ばかりでもなく、特に日の出前後の光量の少ない時間帯だとシャッタースピードが極端に落ちて手振れ写真を連発したり、またそもそも合焦も出来ずにシャッターを押すことすら出来ない、という状況が頻発するようになりました。
本当に写真だけが第一の目的として「至高の一枚」を撮るために何時間もシャッターチャンスを待ったり、またスローシャッターにも対応できるよう三脚を持ち歩いたり出来る状況であればそれも良いのでしょうが、自分みたいにあくまで「山登り」がメインで写真は「さっと取り出す手持ちスナップ」が多い状況であれば、むしろデメリットの方が大きかった。ということで、最近また元の保護フィルターに戻してしまいました。ここ最近は天気もイマイチで光量に恵まれた日も少ないし、、。
PLフィルターは山行で保護フィルター代わりに常時使うのではなく、本当に美しい写真を撮りたい特別な日に使う、というのが良いようですね。ま、夢のような万能なものは世の中にないわけで、、。勉強になりました。
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