蛭ヶ岳はまさかのガスガス・・・でも２つのご褒美が待っていた！

昨日（12/8）は快晴の天気予報だったので、丹沢の蛭ヶ岳に行ってきました。毎度の「平丸→姫次→蛭ヶ岳→丹沢山→塔ノ岳→大倉」の縦走コースです。
快晴の天気予報でしたが何故か朝からどんより曇り空・・・そのうち晴れてくることを期待して歩き出しますが雲はずっと厚いままです。
姫次に到着、ここから見える富士山が素晴らしいのですが、この日は全く見えずで真っ白け。蛭ヶ岳山頂付近もガスに覆われてるのが見えます。

蛭ヶ岳の山頂に到着すると・・・やっぱりガスガスの真っ白けです。快晴予報だったのに・・・
まぁこんな日もあるさ、今日はトレーニングだ！　と割り切り、風があたらない場所で昼飯を食べて丹沢山へへと向かいます
いつもは大展望が楽しめる大好きな蛭ヶ岳〜丹沢山の稜線歩きですが、今日は展望ゼロ・・・
なので、はい、トレーニングです

と、稜線に出たら、おおおおぉぉーーーーー！！
な・なんと霧氷が凄いではありませんか！　ガスガスの中に霧氷がいっぱいに広がる見事な光景が出迎えてくれました。
展望はありませんが目の前に広がる霧氷を楽しみながらの稜線歩きになりました！

丹沢山に到着すると、みやま山荘の前に沢山の登山客がいます。皆さんお泊まりのようで楽しそうにくつろいでました。
次に塔ノ岳に到着すると、もう誰もいません。展望もないから皆さん山荘の中で盛り上がっています。
そんな中、我々はバカ尾根を下って行きます。
いつもは富士山が見えて夕焼けも楽しめるのですが、今日は展望ゼロなので、ひたすら下るだけの苦行？です。長い行程を歩いてきた後のバカ尾根下りは、毎度のことながら膝が悲鳴をあげています。

と、その時、この日まったく登場しなかった太陽が姿を現しアーベンを作り出してくれました
おおおおぉぉーーーーすげーーーー！
一瞬でしたが周りがオレンジ色の不思議な世界になり、とても神秘的なアーベンワールドとなり、相棒も悲鳴？をあげながら写真を撮りまくってました（笑）

あぁ、やっぱり来てよかったなぁ、そしてまた来たいなぁと。
そして沈みゆく夕陽を見ながら、来年のテン泊山行への思いが深まっていくのでした・・・

・写真１：鬼が岩でイエーーイ！（・・・寒いです）
・写真２：見事な霧氷でした（←ご褒美その１）
・写真３：見事なアーベンワールド（←ご褒美その２）