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<初日>
・前夜入りし、扇沢に幾つかある駐車場のうち登山口の目の前にある駐車場が空いていてラッキー!
・初日の金曜は、当初雨予報だったのですが好転して朝方には雨が止む予報に変わってました。柏原新道は、噂には聞いていましたがとても整備されていて歩きやすい道でした。急こう配の道も段差が少ないように工夫がされていて体力的にも精神的にも楽に登れました。
天気もすっかり回復し、お昼前に種池山荘に到着。
先ずは今回の1つ目のミッション「種池山荘で期間限定のピザを食す」を達成! 勿論ビール×2付きで。 ピザはめちゃ美味かったです!
テン場に戻り(この日は我々含め2張のみ)少し昼寝した後、夕方に2つ目のミッション「雷鳥の親子にご挨拶」で爺ヶ岳にお散歩に行きました・・・が、残念ながら雷鳥には会えず、その代わりにクマに遭遇、しかも至近距離の登山道に居座られて暫し動けず・・・という危機的な状況でした(詳細は後述)。
クマとの遭遇の危機を乗り越え、無事に小屋に到着。この日は綺麗なアーベンは見れませんでしたが、日が長いこの時期ならではの外飯(酒)を小屋の前で楽しみ、夜が更けていくのでした・・・(途中で雨が降ってきたので退散)
<2日目>
・予報は「晴」なのですが、富山方面はどんより曇が掛かっており微妙な感じ・・でしたが3つ目のミッション「新越山荘でラーメンを食す」で針ノ木方面に向かいます。あ、新越山荘のラーメンが美味しくて有名という訳では無いですが、鹿島槍方面は間違いなく混んでると思うので針ノ木方面に行き、立山連峰の眺めながらの稜線歩きを楽しみ、昼飯は山荘でラーメンを食べて寛ごうの、チョーゆるゆる企画です。
新越山荘までの稜線歩きは誰とも会わず(猿の軍団はいました)、立山連峰や針ノ木岳を眺めながらの素敵な稜線歩きが楽しめました。とにかく人がいない、静かです!
新越山荘に到着すると・・・朝のどんより天気が嘘のように青空が広がりド快晴になりました。太陽が眩しく日差しも熱く、でも風はひんやり穏やかで最高の気候の中、ラーメン(勿論ビール付)を食してミッションを達成!
その後、小屋の前の貸し切りテーブルで昼寝なんかもしちゃって(相棒は靴下まで脱いでた)2時間以上もくつろいでしまいました。
その後、テン場まで戻り(この日は約20張くらい)、昨日と同様に小屋の前で外飯(酒)を楽しみ、夜が更けていくのでした・・・(この日は雨の心配もなく、お酒が無くなるまで外で飲んでた)
<3日目>
・明け方、まさかの雨音で目が覚めましたが起きるころには雨も止み、7時過ぎに下山開始しました。
下山途中、靴のソールがパックリ剥がれて困ってる方が「ヒモみたいの何かありませんか?」と聞かれたので、ガムテープと紐を提供してあげたのですが、私が提供した荷物を仕舞い直している最中に、その方は靴の応急処理が終わったらそそくさと登り始めて目の前から消えていったのでした・・・。普通オレが荷物仕舞い直すの終わるまで待つのがマナーじゃね?とも思いましたが、そんな事で怒ってもつまらないので、相棒と笑い話にして終わりにしました(苦笑)
てな感じで、種池山荘に2泊もして鹿島槍に行かない(爺まで)登山者ってありえなくね?と怒られそうですが、ピザもラーメンも美味しかったし、何より山の景色をツマミに飲むお酒は最高でした。
<番外編:クマとの遭遇>
・初日の夕方16時ちょい前に「雷鳥の親子にご挨拶」のミッションで爺ヶ岳にお散歩に行きました。往復約1時間ちょいの道のりなので熊鈴もストックも持たずの手ぶらのお散歩でした。
登り始めて振り返ると、小屋から少し離れた池?の近くに黒い物体が。。。クマです。小屋からも登山道からも可也離れていたし「このあたりにもクマいるんだなぁ」なんて呑気に話しながら爺ヶ岳山頂へ。
山頂で少し休憩した後、小屋までのんびり下山する時でした。小屋まであと100mくらいの登山道に黒い物体が。。。クマです。多分さっき遠くに見えたクマと同一個体だと思われます。
(マジか・・・しかも何故登山道にいるんだよ・・・)
熊鈴は無いので、こちらの気配を認識してもらうべく「おーーい!」「ヤッホーー!」等、大きめの声を出したりすると、こっちは見るけど登山道から離れる様子もない。
(マジか・・・小屋に戻れないじゃん・・・)
その後も「おーーい!」「ヤッホーー!」等、いい大人が意味不明な大声を出しながらクマとの距離は少しづる縮めるも、クマは悠長に登山道にステイしたまま。ストックでも持っていれば最悪の事態になっても武器?になるかもしれませんが手ぶらの丸腰なので、さすがに登山道にいるクマの真横を通る勇気は、私にはありません。
でも明らかにクマはこっちの存在は認識しており「サッサと通り過ぎてくれよ」と言い出しそうな態度だったので、刺激しないようにそろりそろりと少しづつ近づいたら、ようやくクマがハイマツの中に少し入っていったので「よし、今がチャンス!」と、刺激しないように静かに、且つ足早にクマの横を通り過ぎ、事なきを得たのでした・・・ クマとの最短距離は、10mくらいだったでしょうか?
このクマとの激闘?の約10分は、30分にも1時間にも感じられ、登山の中で一番危機だったかもしれません。
そして翌日登山道を歩いていても、クマとの遭遇の残像が目に焼き付いてて、この先のハイマツからクマが出てくるんじゃね、この岩を登ったらクマがいたりして、なんて変な想像をしちゃう自分がいて、トラウマになってます。
いやぁ、もう二度とクマには会いたくないですね・・・
・写真1:新越山荘前で・・・(最高です、時間が止まってます・・・)
・写真2:種池山荘前で・・・(少し寒かったけど、夜が更けていく中のお酒は美味いす!)
・写真3:クマとの遭遇・・・(最悪、マジで凍り付きました・・・)
hiro-kunさん、こんばんは。
熊との遭遇、それも至近距離・・しびれますね〜
ご無事でなりよりです。
それに、登山者にも色々な人がいますね・・
腑に落ちない出来事も笑い話で終わらせれる人間力に拍手です👏
お疲れ様でした!
★matsujiiさん、コメントありがとうございます。
本物の生クマを見たのは初めてで、しかも至近距離はマジで痺れました・・・
クマも刺激しなければ人間を襲う動物ではないとは理解するものの、怖かったです。
良い経験だったかもしれませんが、あまり経験したくないかも。
腑に落ちない登山者・・これもあまり経験したくないかも、でした(笑)
初めまして。
クマ・サルの遭遇や綺麗な高山植物を見ながらも、ひたすら食べ物に”拍手”しまくってしまいました。これからも食レポ楽しみにしています。
にしても、熊との接近ってなかなか貴重な体験ですね。
★nobooxさん、コメント有り難う御座います。
クマとの接近は確かに貴重な体験ですが、今回でコリゴリです(苦笑)
クマの横を通り過ぎる時の緊張感は半端なかったです・・・
食べ物に「拍手」は有り難う御座います。山の上で食べる食事とお酒は美味しいですね。山を止められない理由の一つです
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