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トプコンREスーパー REオート・トプコール28mm F2.8
フジカラー記録用100 ナニワカラーキットで現像した後、エプソンGT-X750(フラットベッドスキャナー)でPCに取り込み、横1280ピクセルに縮小しています。
16年6月4日に金峰山に登った際に撮影しましたが、大弛峠から朝日岳に至るところで視界が開け、複数のハイカーさんらが休憩して山頂からの風景を満喫していました。
トプコンREスーパーは東京光学が1963年に発売した世界初のTTL一眼レフカメラで、しかも最初からレンズの開放絞り値をボディへ自動で伝達させることができるようにされた開放測光を達成していました。
これが特許になっていましたので、長らく他メーカーを悩ませましたが、絞込み測光でTTL機を作っていても、やはり開放測光には太刀打ちできず、70年代になるとどのメーカーもこの特許を使うことになりました。
最後まで「ガチャガチャ」で頑張ったニコンも、Ai化するにあたり、自社のGNレンズの特許と交換する形でこれを使いました。
元々東京光学は日本光学と並ぶ光学機器メーカーの双璧でしたが、営業下手で日本初・世界初のものをたくさん開発しながらも、81年には一般向け35mmカメラから撤退してしまいました。
東京光学の評価は昔から高かったのは間違いないですが、日本人受けしないデザインやエキザクタマウントを採用したために、後にレンズ設計の足かせになったこと、大変機構的に複雑で製造も大変な上、廉価版的位置付けで格安にしか売れないレンズシャッター一眼レフにこだわり続け、結局はカメラ部門は衰退してしまいました。
しかし、光学機器はカメラこそ大衆の目をひきつける花形ですが、もちろんそれだけではありません。
トプコンは早くから医療用光学機器や測量器の部門で高いシェアを維持していて、特に測量器ではトップメーカーです。
おかげで、多くのカメラメーカーが経営破たんして吸収されていく中、今もしっかりと大手光学メーカーとして健在です。
こんにちは
REトプコールでの撮影ですね♪
カリカリなデジタルの写真とは少々違った、温かみのある感じがいいです( ◠‿◠ )
Exaktaマウントのレンズは数本持っているのですが、アダプターを経由してデジタル機で使うだけとなっています
密かにボディーも・・・なんて企んでいるのですが、動作品はお高くて手が出ませんし、何より家内の「冷たい視線」が怖くて・・・(^_^;)
air_4224 さん、こんにちは!
長らくトプコンのカメラばかり使ってきまして、ここ数年に色々なライバルメーカーのカメラをオークションでカス値で手に入れて遊んでいますが、やはりトプコンのカメラとトプコールで出かけるのが一番多くなります。
トプコールはまだまだ他のメーカーのオールドレンズに比べて高目ですが、ボディは大変お安くなりました(あくまでヤフオクでの話しですが)。
Sony α7にマウントアダプターを噛ませてトプコールやその他のレンズを使うことはありますが、もちろんどれでも充分楽しめます。
ただ、やはりレンズと同じメーカーのカメラで撮るのが一番楽しめるように思えてしまい、山には記録用コンデジとフィルムカメラとその交換レンズの構成で出かけてしまいます。
考えてみると山歩きでα7は一度も使ってません。
最近はトプコンの他にペトリの一眼レフが気に入ってまして、とにかく安いので2年前から買い集めて直しながら(ペトリは本当にカス値で買えますが、不動のものが結構多いんです。簡単に直るんですけどね)使っていたら、いつの間にか大体揃ってしまいました(^∇^)v
で、せっかくだから前からやっているトプコンのHPの他に、ペトリのHPも作ってしまいました。
http://www.topgabacho.jp/Topconclub/
http://www.topgabacho.jp/PETRI/
Topgabachoさん
こんばんわ
Topgabachoさんの「趣向!?」までお話頂き、とても興味深くレスを拝見しました
もちろんHPもじっくり見ちゃいました♪
オールドレンズや国産レンジファインダー(ヤフオクでは良く吟味すれが格安で手に入りますもんね)等、ここ半年ほどでたくさん手に入れてはセルフメンテナンスして使っています
年末にはネガをスキャンするためにエプソンのGT-X830まで購入しちゃいました
トプコンのレンズはフィルターを使わないと寒色系の色合いで、クールな写りの印象(アダプター経由のマイクロフォーサーズでの印象ですが)で嫌いではないですね
これからもカメラネタの日記・・・楽しみにしています
追伸)本日、ヤフオクで800円で入手した3代目のPRが到着しました♡
明日はミノルタV2と合わせてメンテナンスの予定です
air_4224 さん、おはようございます!
いやぁ、まさかヤマレコで古カメラネタに興味持ってくださる方に廻りあえるとは思ってもみませんでしたので、有り難い限りです(^∇^)v
そうなんですよ、最近はほんとうに格安で手に入るため、自分でちょっとメンテできる腕があれば、1000円で完動品になるものも多くてはまってしまいますね。
エプソンのフラットベッドは今3機種目を使っていますが、去年の前半まで使っていたGT-X750がここ数年画像が甘くなっていて、やはり昔使っていた記憶からニコンクールスキャンのような専用機をまた中古で買うかなと思っていた矢先に壊れ、一昨年に久しぶりにモデルチェンジしたGT-X980に切り替えることになりました。
フィルムスキャナーは、もう国産銘柄では簡易スキャンの中国製しかないし、中判をカバーするものは高いし、16mmやミノックスサイズは事実上無理なので、やはりフラットベッドが一番使い勝手が良いですね。
GT-X830は評価の高いモデルですから、かなりイケルのではないでしょうか。
980は良くできていますが、ニュートンリング防止のガラス板のはめ込まれたフレームがちょっと問題で、やたらに埃がくっ付いてきますから、エアーダスターのスプレーは必須になりました。
それでも吹き飛ばしたつもりが結構画面にたくさん跡が付きますから、印画紙現像の大伸ばしの時と同じくスポッティング処理があとで必要なのが面倒です。
ところで、トプコンPRの3代目と言うことは、PRIIですね。
あれはいいですよ。
PRの前期・後期ともにプリズムの銀蒸着が悪く、今ファインダーがくっきりなものを探すのが困難になっていますが、PRIIは安心です。
おっしゃるとおり、トプコールは多くのレンズが冷色系ですが、快調豊かで立体感の表現に強い特徴があります。
70年代後半のカメラ毎日等のレンズテスト記事では以前は褒め称えていたのに急に酷評するようになって、一気にトプコンユーザーが少なくなって、メーカーもカメラから撤退したイメージがありますが、元々東京光学は他社の設計思想とはちょっと異なり、画面中心で最良となる設計ではなくて、画面全体で最良になる設計でしたので、中心部の解像度を最も高い状態にしてテストをすると、あまり良い結果になり切らない点で誤解されるんです。
しかし、5-60年代は確実にレンズはニコンかトプコンかと言うようなイメージで捉えられていましたから、今でも中古相場は他社のレンズに比べて高いですね。
自分も色々なメーカーのさまざまな機種を使って撮り比べ、その写りに改めて感心してしまいました(←と言って煽ってたりして^^)
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