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2024年07月30日 18:39治療全体に公開

人工股関節置換術

標記の内容がヤマレコに相応しいか否か些か疑問ではありますが、股関節の痛みに苦しむ御同輩も少なくないようなので、また、今でも小生のページを訪問してくださる方があるので、参考までに以下に記述します。

・半年弱の保存療法を受けたが、効果が飽和してきた。通った病院は股関節に関する治験は殆どなかったらしいと後で気付く。
・同病院に昭和大学北部病院から月に2度ほど出張してくる股関節専門医が居ることに気が付き、相談した結果、手術を検討することにした。
・手術を受ける病院の候補を自分で選ばねばならないので次のようにした。
  ・神奈川県内で股関節置換の術例数が多い病院を選ぶ
   https://caloo.jp/dpc/disease/384/14#achievement
  ・上位の病院を個別に調べてロボット手術に早くから取り組んでいるところを選ぶ
  ・この際にロボット手術を手掛けていると書かれていても殆どが膝で股関節のロボット手術に関する記述が無い、少ない病院があるので注意。
  ・選んだ病院宛の紹介状を書いてもらい、受診、手術決定。
  ・蛇足だが、股関節のX線写真を立位で撮影する。確かに横になった状態で撮影しても実態と乖離する。

この過程で困ったことは
 ・予約してから初診までに1か月
 ・手術までに3か月
要するに患者が殺到している。左の股関節を〇〇大学病院で手術したが、友知人の評判や推薦で右はこちらに決めた、など。この間にも症状は悪化した。

反省点;
最初に受診した整形外科の担当医も八王子からの出張者でスポーツ医療で実績のあるベテランだが、股関節に関しては素人であった。この時は分からなかった。整形外科の深化、専門分化(膝、股、肩、指、等)が物凄く進んでおり、これに追従しているor理想を言えば臨床の立場で牽引している医療機関を選びたい。
昭和大学北部病院から出張してくる医師に初めから診てもらっていたら症状を改善できなかった半年弱の時間を無駄にせずに済んだ。

尚、手術そのものについては全く心配いらない。
逆に手術前のチェックは厳格で、医療機関側は主に2点を心配している。
1.感染症:わずかな傷口から細菌が侵入し、人工関節の金属表面で増殖する場合が稀にある。例えば靴擦れ一歩手前で赤くなっているだけでテープを貼られる。虫歯、歯周病は論外で歯科医のOKの診断書がないと手術保留になる。
2.血栓症:術後は足を動かさないのでいわゆるエコノミークラス症候群になり易い。肥満はBMIで判定され、規定値を満たすまで手術保留。また、血中コレステロール、中性脂肪値も厳格で入院患者の平均年齢の半分くらいであろう若い女性が予定外に数日間の絶食をさせられていた。

以上
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