リスト 巡礼の年
30年以上前ですかね。私、ピアノ曲を中心にクラシックを聞いていました。
当時ソビエト連邦のピアニストと言うと、エミール・ギレリスさんが
有名でした。当人曰く、テクニックならば自分よりすごい人がいる。
と言うので表舞台に出てきたのが、ラザール・ベルマンさんでした。
たしか、リストの超絶技巧練習曲が最初のレコードだったと思います。
テクニックはすごいけど音楽性は?と言う評判だった。
しばらくして発売された リストの巡礼の年は、曲そのものも比較的
マイナーですが、そのような評判とは違うものだったと記憶しています。
私も、この曲を聞いたのがこのとき初めてでした。
村上春樹さんの 『色彩を持たない多崎つくると、 彼の巡礼の年』
のタイトルからして、もしや・・・ と思っていたら、
この演奏家の曲が随所に現れてきました。
とても、懐かしく思って日記に書きました。
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