昨日、今年に入って初めてのオペラ プッチーニの蝶々夫人を新国立劇場で見ました。蝶々夫人は日本の長崎を舞台にしたオペラで、アメリカ人のピンカートンと芸者をしていた蝶々さんの話。ヤンキーな海軍士官が長崎で15歳の蝶々さんを見初め、結婚するものの駒鳥が巣を作るころ帰ってくると言い残し、アメリカへ帰ってしまいます。軍人さんですからね。
それから3年がたちますが、蝶々さんはピンカートンが帰ってくるのを待っています。丘の上の家から、望遠鏡で全ての船を確認しているのです。回りの人は捨てられたと思っているので、お金持ちのヤマドリさんが求婚したりします。蝶々さんが歌う誰もが耳にしたことのあるアリア[ある晴れた日]は、待っている情景をドラマチックに歌う見せ場です。ここで唯一音楽は止まり、拍手。
アメリカの領事官シャープレスも再婚を薦めます。しかし二人の間には子供が生まれていたのです。
大砲がなり、エブラハム・リンカーン号が着いたことを知り、ピンカートンが帰ってきたことを確信します。しかし、アメリカ人の奥さんを連れてきていたのです。蝶々さんのいちずな気持ちを知り、ピンカートンは自分の浅はかな行いを恥、蝶々さんには逢わず、その場を逃げ出します。
子供はピンカートンが引き取ることをさっすると、それを了解します。しかし「名誉が守れない時は名誉があるうちに命を断つ」との教えを重んじ、自害します。
と言った悲しい物語です。ピンカートンは本当にひどいやつです。
この舞台では自害した現場を子供が見てしまう所で、幕になりました。
新国立劇場オペラパレスは素晴らしい音響で、オーケストラの音は4階の席でもようく響きます。蝶々さんは代役で石上朋美さんという方が歌われていました。まー素晴らしい。何が素晴らしいか表現出来ないのですが、彼女が歌うといかにも主役登場といった感じ。声の周波数に関係するのかと思いますが、オーケストラの音に全く埋もれない。
ストーリーが単純なためか、セットは簡素でした。
山登りも非日常的な時間ですが、オペラのような舞台芸術もわたしを夢の世界へ連れていってくれる、大切な時間。
涙、涙のオペラでした。
おはようございます
新国立劇場で蝶々夫人ですか。
羨ましいですね。
プッチーニのオペラはトスカしか見たことがないもですが、綺麗な音をだしますね。
名曲多いですね。
ある晴れた日にや星は光ぬ、誰も寝てはならぬなど。
一度観たいと思うのですが、機会に恵まれません。
やはり最後は泣けるんですね。
素敵な時間何よりでした。
私は丹沢、天城と遠征していました。
また、レコアップしますので見てください。
こんにちは
プッチーニのオペラは、ストーリーが分かりやすくていいですね。しかもアリアも美しい。
女性が主役のオペラはいいなー!
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