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ヴェルディーのオペラ「アイーダ」は全4幕もあって、時間にして3時間はかかるオペラです。合唱曲はいっぱい、舞曲も2回ほどあり、バレエが挿入されます。特に2幕の2場「凱旋の場」は超有名で、オーケストラ、合唱、ソロ、バレエ、ファンファーレとオリンピックの開会式のみたい。あまりに派手なので、3〜4幕はおまけのような感じになります。
そんなオペラをアマチュアーが主催して行うので、どんなものかと期待して行きました。
オーケストラはアマチュアーなので、弦楽器は耳を覆いたくなる部分はあるものの、それなりに音楽を奏でていました。バレエや子供の踊りも入るとは思いませんでした。
それほど悲しいオペラではありませんが、途中で感動して涙が出てしまいました。
オーケストラも、合唱もプロではないので、レコードで聴くには耐えられないけど、生で聴いて見てると、皆で壮大な舞台芸術にチャレンジして楽しんでいる姿に感動してしまいました。
歌手は二期会や藤原歌劇団の方々でしたが、タイトルロールを歌っていた日隈さんは声量たっぷりで安定感があり、アムネリスの森山さんは迫真の演技で魅了していました。アモナズロの青山さんの歌はとても上手でまさにプロっていう感じ。ラダメスの山田さんはとても良い声で声量はあるのですが、高音での歌が雑でスローが苦手のようでした。まだ修業中でしょうか。
という事で、とてもすてきな公演でした。
こんばんは
ヴェルディがスエズ運河開通記念に創っただけあって、凱旋の場は豪華絢爛ですね。
私が見てすごいなと思ったのは、ヴェローナのローマ時代のコロシアム(アレーナ・ディ・ヴェローナ)で見たものです。
3万人ほどが入るアレーナの舞台に、エジプトの衣装を着た大勢の人が登場してました。
これはまさにエレクトリカルパレードだと思いました。
アイーダトランペットもいいですね。
涙がでるほど感情移入できるとはうらやましい。
素敵な時間なによりでした。
tanosikuさん
ヴェローナ音楽祭の「アイーダ」を見たことがあるのですか。
派手にしようと思えばいくらでもできるオペラですかね。
今回は凱旋の場でのトランペット、左右の張り出しからそれぞれ3名ずつ演奏していました。
市民オケでこれだけ人を揃えるのはなかなか大変かと思いきや、パンフによると国立音楽大学が近いこともあって、助けてもらっているようでした。ここが見せ場ですからね。
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