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を読んで、なるほどと感心した。
理数系実験論文とはかくありたいもの。
その後でホームページを読ませていただいて、グルーブストーブを含め氏のファンになった。
むかし、同じような比較の駄文を書いて、全く逆の結論
『アルコールストーブに現実的に有利な点は無い』
になったのを覚えてらっしゃる方もいると思うので（いないか…）、少し弁解と感想を述べたい。
先に結論要約を。
� ／�値的結論は矛盾はしていない。評価しているポイントと視点が違う。
�◆＼枴犬琉徒曚料按鵑任△觧街圓離好織ぅ襪歪拘�無補給縦走＆下界歩きのミックス、だらだら歩き旅。
�� 一定の条件下ではグルーブストーブが圧倒的に有利であるようなので、是非実際に使ってみたい。
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� ／�値的結論は矛盾はしていない。評価しているポイントと視点が違う。
あの、あほな文が「実験ではなく机上の空論」だったという事は置いておく。
でも、比較論文の熱量のデータは然程乖離してはいない。
あれで、問題にしていたのは
◎「歩き始めの時点での重量」だけで行動の経過による変化は全く視野に入っていなかった。
比較論文のグラフで言うならば、「ガスシステムとアルコールシステムの直線のクロスする横軸の数値（燃料重量）はどのあたりか？」
しか、問題にしていない。
だから、もしあの駄文にグラフをつけたならば、横軸のプラスマイナスが逆になったいたはずだ。（鏡で映したみたいに）
横軸ゼロ地点に空のストーブ。右に行くほどに所持燃料が増え、どの時点でガスが有利になるか？
を、問題にしていた。
言い換えれば、「アルコールシステムが軽いのを前提にした上で、どのような条件下ならばガスは有利になるか」………暗黙の要求は「とんでもなく不利でなければガスを使いたい」と言うことである。
例えば、比較論文グラフの33杯で500�聖藩僂離▲襯魁璽襯轡好謄犖‖里�20杯のところでガスシステム検体とクロスするならば、これは言い方を変えれば13杯までならば初期重量はアルコールシステムが軽く、15杯以上ならばガスシステムの初期重量が軽い、と言う事ができる。
愚文でのクロスpointはたしかアルコール116だったので、上記の仮定では約8杯、比較論文グラフでは25杯のpointになる。
ややこしいだろうか？
25杯より多く湯沸かしをするべく燃料をもつならば初期重量はガスが有利。以下ならばアルコールが有利。
というのが愚文の趣旨で、比較論文グラフでも近似の検体は存在しているので、実験結果と小生の想定は、数値の多寡は別にして、本質的には矛盾はしていない、と言っても良いと思う。
問題は、グラフ自体の評価と言う視点が小生には全く無かったという点である。
これに関して言い訳をさせてもらうのが次の話。
�◆＼枴犬琉徒曚料按鵑任△觧街圓離好織ぅ襪歪拘�無補給縦走＆下界歩きのミックス。
と言う訳で、そもそも愚文は科学的論文ではなくバイアスのかかった主張であることは認めた上で、その主張の淵源を語り、弁解に変えさせて頂きたい。
まず、小生の想定している山旅のイメージは………
例えば、東北方面。
７日分の食料と燃料ストーブとネイチャーストーブを持ち、可能な場所ではネイチャーストーブ、駄目な場所では燃料ストーブ、雨天停滞だらだら旅。
アプローチ１日、山塊を登り4〜５日縦走し降りて、1〜２日商店の無い田舎道を、避難小屋と野宿しながら歩き小さな街に出て食料と燃料を補給。
これを繰り返す〜〜。長い長い道楽山旅………。
装備重量5kg前後、食料燃料MAXで5kg、水MAX３kg、合計MAX13kg〜Minimum7kg程度。（食料を持つ為のUL化）
と云う感じでR。
で、一番きついのは登るまでの１日２日。あとはどんどん食料が減っていくし、急激な登りは減っていく。天上の楽園高層湿原とブナの森………
一番危険なのが終盤近い下り道………。
と、言うことで、一番きつい初期重量だけを問題にしていたのでしたマル○
食料の過激な重量減少に比べて、燃料の重量減少が視野から外れてしまっていた。
加えて、下界に降りても宿や外食は使いたくないので、まともな食材が手に入ったならばまともな料理をしたい。肉焼いて野菜炒めて………
アルコールシステムでは、困難でR。
極論を言うならば、比較論文で最も優秀なグルーブストーブとガスストーブの最大の差130ｸﾞﾗﾑを、ガスの利便性は上回れるか？
と言う、身も蓋もない開き直った問いかけに、「燃料いれた重さだって負けまへんでぇ〜」と調子に乗ったのがカノ拙文である。（完全に開き直り）
どちらにしても、小生のシステムは当分は、エンバリット（写真。これも問題ありなのだが…）と中華ガスヘッド＆CB缶アダプター。
クッカーは、ユニフレーム深型フライパン1200�澄△函▲罐縫侫譟璽爛▲襯濘�器中600�澄�
と言う、とてもULとは言えない代物………長旅を楽しむ為には仕方ない譲歩？でR。
長年の経験からアルストにすると反動で降りてからの外食費がかさむ。
同一の客観データから逆の結論がでることもあるのだよ、
ぎゃくだっていいぢゃないかにんげんだもの
�� 一定の条件下ではグルーブストーブが圧倒的に有利であるようなので、是非実際に使ってみたい。
さて、一定の条件。
食の楽しみがほとんど問題にならない、燃料消費を計算できる、徹底的に軽量化を前提にする比較的短期の無補給の山旅。
例えば北アルプス７泊縦走、ベイシック3kgパックウエイト7kg！（ホント？）、とか………。
そして、エスビットより少し生活に潤いが欲しい………ならば、アルストが良いだろう。
ストイックな夏山ならアルストだって贅沢品だ。
非常用のエスビットだけで火は使わないと云う選択だって十分ありえる。というか、自分は若いときはだいたいそうだった。ウヰスキーとチーズサラミビスケットピーナッツ以上。みたいな………だから、身体壊すんだよ………
で、アルストならグルーブが良さそうだ。
お世辞ではない。
特に炎の登り方に無駄がなく宜しい。
SULモードで愛用のアルミ食器の湾曲した底と相性が良さそうだ。
旅先でも作れそうな単純構造も良い。
じっさいはやってみないとわからないが…
………サイドバナーの利点の１つは間違いなくその単純な構造にある。実際、尖ったダイソーのミニハサミ一つで作れる。………
グルーブストーブも、ミニハサミとモーラナイフで作れそうな気がする。？？？
と、言う訳で、要は使い分け、と云う事で一見落着で駄目？
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蛇足
私事ながら、この３月で完全に社会からリタイアする。
残りのじんせいはあるいてくらすのだ、そしてのたれじにするのだ。フフフ
蛇足のオマケ
あかい夕日につまされて、
醉うて珈琲店（カフエ）を出は出たが、
どうせわたしはなまけもの
明日（あす）の墓場をなんで知ろ。…北原白秋より
兀狄gotuteki山人記
お招き頂きありがとうございます。
色々な意見をすり合わせることによって、
何か新しいことが得られれば良いと思います。
なので謝罪の必要は何もないです。
自分がグラフで表現したかった事を、
正確に読み解いて頂いて非常に感謝しております。
ところどころの絶妙な脱線が面白いので、
勝手ながら笑わせて頂きました。
真面目に書いておられるのにすみません。
一緒にお酒を呑んだら楽しいだろうなと妄想しております。
いやー、先生（と、思っております）からありがたいコメント痛み入ります。
あの、グラフはいろいろ考えさせられました。
ULのベーシックウェイト云々と言う指標自体が我が国の山旅にはそぐわないのではないか？
我が国には我が国の 軽量化の形 があるのだろうから、いい加減 アメリカの猿真似から脱却してはどうだろうか？等々………
長期縦走でも、やはりアルコールストーブに歩があるのではないか？
アルコールでいかれた頭で、少しかんがえがまとまりましたらまた書かせていだきます。
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