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昨日の登山(秋田駒ケ岳)では登っても登っても誰にも会わない、という経験をしました。ガスって何も見えない、男岳(おだけ)なんかガスって何も見えないし、雪まで積もっているし、もう下りようと。
人がいる時間というのがあるんですね、日暮れが速くなったので朝を早めに出たのが裏目に出たのかなーと。
もう世界が破壊されて一人ぼっちになったんじゃないかと思うほどしーんとしていました@ムーミン谷
しかーし、「太陽さん、頑張って」とつぶやいているうちにガスが晴れて、視界が良くなり、絶景が楽しめました。写真は晴れてきて避難小屋が見えた瞬間。人にも出会えて世界は壊れていなかったーと安心した瞬間です。
山を歩いているとうしろを誰かが付いてくるような気がする、振り向いても誰もいない、という妖怪がいるじゃないですか。昨日下山するときにそれを体験しました。3-4回振り向いたんだけれど誰もいない。どう考えても、自分のザックの音。なんで人がいるように感じるんだろうと。
調べたらこの妖怪は送りイヌ、というやつで、送り狼は繁華街や飲み屋にいますが、送りイヌは山で人についてきて、転んだりすると襲っちゃうらしい、でも「どっこいしょ」というと襲わずに、里までおりるのを見守ってくれるそうです。絶滅したニホンオオカミの習性を、人についてきてしまうらしいです、人間的に解釈したものらしいです。
山にいる妖怪はですね、山姥ならばわかりやすいんですけどね。雪女みたいに美人もいるので、ダマサレル岩手県民が後を絶たないんですよ、同級生も何人か(以下自粛)。
秋田駒ケ岳は男岳(おだけ)を囲んで火口丘の女岳(めだけ)、寄生火山の男女岳(おなめだけ)=お妾さんのことですと横岳、小岳でカルデラを作っています。家族みたいなものですね。カルデラのまん中に避難小屋がある阿弥陀池があるのかなー?
伝説では、男岳が男女岳をそばに置いたので本妻の女岳が怒って火を噴いたと。見ると女岳には立派な火口があります。さすが本妻。写真2が女岳の立派な火口(左)。
男岳には駒ケ岳神社の赤い鳥居があるようなのですが,feveはガスと寒さでそこまでたどり着くことはできませんでした。中をのぞいてはいけないそうです>男岳の駒ケ岳神社
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