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◇数年前にとある登山ブログで紹介されておりずっと気になっていたアイテムでした。有名な商品のようですが自分は知らなかった。もっと早く巡り合えていたら良かったのに。
◇購入に至った理由は昨シーズン数回冬の鳥取県の大山山頂小屋で昼食の際に手が冷めたかった。温めるのに最強のアイテムだと感じたからです。
◇思ったより軽い（実測乾燥重量70ｇ）ので遭難ビバーク時の保険として小分けにした燃料と合わせてザックの中に入れておこうと考えています。低体温症のリスク回避になりそうです。
◇燃料の小分け容器はナルゲンボトルの30mlなどである程度の耐油性のものじゃないとダメなようです。溶ける、割れる？
◇厚手の靴下に入れて寝袋に入れても暖かそうです。（低温やけどに注意して自己責任で）
◇ハクキンカイロは、ベンジンの気化ガスがプラチナと接触して発熱する科学原理によるもので、直接ベンジンに火をつけているわけではありません。マッチやライターを用いるのは、プラチナの接触反応を開始させる温度を与えるためです。
気化したベンジンがプラチナの接触作用により「炭酸ガスと水」に分解され、そのとき発生する酸化熱を応用した、環境にとても優しい、安全でクリーンなハイテクカイロです。
◇熱量（カロリー）は使い捨てカイロの約１３倍。
発熱温度も一定していますので、寒冷地や冬の野外のレジャー時に、非常に威力を発揮します。
一方で、熱量消費はほんのわずか。たった25ccのべンジンで最大約24時間保温できる燃費の低さです。
メーカーホームページより。
https://hakukin.co.jp/
◇ハクキンカイロの歴史
大正末期、創業者の的場仁市がイギリスのプラチナ触媒式ライターを参考に、プラチナの触媒作用を利用して気化したベンジンをゆっくりと酸化発熱させる懐炉を独自に発明し、1923年(大正12年)に「ハクキンカイロ（白金懐炉）」の商品名で発売した。ウィキペディアより。
何と100年前からほぼ変わらない姿で発売されていたようです。
◇ハクキンカイロは本家とジッポ（ＯＥＭ）の２社から選べるようです。
私はデザイン性と燃料が一緒にセットになったZIPPO(ジッポー) を大手フリマサイトで約4,000円で購入しました。
◇ジッポは銀色はハッキンカイロ（ＯＥＭ）、ひと昔前の黒など色付きはＩ−ＨＯＴは、台湾だか中国だかのメーカーがハクキンカイロを真似して作ったもののようで性能が劣るような記事もあったので購入時に注意下さい。今は違うかもしれません。
◇取扱い注意点
（１）点火する際にライターの炎が火口の綿に直接触れないようにする。
火口にススが付いて火口の寿命が短くなる。
火口の綿を指で触らない。指の脂で汚れて触媒反応が弱くなる。
綿はピンセットで扱う。
⇒燃料を少なめに入れて、火口をセットし両手で本体を温めて気化すると着火反応が早いようです。私は温めず本体中央を親指と人差し指でぺこぺこ摘まんで気化した燃料を火口の綿に送って臭いを嗅いでからライターの火を近づけて５秒ぐらい着火？します。
その後、火口の金属部をつまんで指先に熱を感じたら蓋をします。綿には触らないように注意します。
（２）ハッキンカイロ本体が寒さにさらさないように注意する。
自らが発熱することによりベンジンが気化して更に熱くなるサイクル。
例えばフリースの袋から取り出して冷たい手を直接温める。
ウインドブレーカーなど薄いアウターのポケットに入れると本体が冷めて立ち消えになるのでなるべく布に包んで、中間着のポケットなどに入れておく。
「ハクキンカイロ 立ち消え」で検索すると色々と分かります。
⇒登りはザックの中に入れて行くのでジムビームの200mlのペットボトル容器にお湯を入れ、それをハクキンカイロで保温しながら山頂で手を温めようかと考えています。
通勤カバンの中で目薬が茹ったのをヒントにしました。
◇火口について
ジッポーとハクキンでは火口が違っておりお互いが取り付くとのこと。ハクキンの方の発熱が高く、ジッポの火口は品質にバラつきがあり温度がばらつくとの意見が散見される。
現在ジッポーでも十分に熱々だが、仮にハクキン火口に交換すると更に火傷しそうな程熱く感じる（その分燃費も悪い）のでジッポの火口の方の温かさが程よく好きだとの意見もある。いつかハクキン火口に交換して違いを確認してみたいです。
⇒一週間も経たずに余り暖かく無くなったため、ハクキンカイロの純正火口に結局交換することになった。楽天ショップ約900円。熱々に戻りました。
⇒1月末にメルカリで社外品の火口綿３個入り約999円を試しに購入しました。
純正に比べて厚みが薄過ぎる。
発熱量ですが純正より若干劣る、燃料の臭いが気になるので若干不完全燃焼ぎみ？
やっぱり高いですがハッキンカイロの純正火口がベストの選択です。
◇ハクキンカイロの袋
ポケットに入れてると熱すぎると感じることが多くなった。
厚手の袋が無いかと調べてたらダイソーで椅子の脚にはめる靴下が丁度良い事が分かりました。
◇総合的に評価すると最初からおじさんマークの本家ハッキンカイロを購入した方が安心だと思います。
�）楝痢�本家ハクキンカイロ
��火口：本家ハクキンカイロ用火口（社外品は発熱量が劣る、臭いがＮＧ）
�Ｇ確繊Д┘咼好戰鵐献�
上記� 銑�の組合せがベストとの結論です。（2022年2月３日追記）
⇒12月17日大手オクションサイトで本家ハクキンカイロレギュラーサイズ(孔雀の穴)を追加購入しました。
ジッポと同じ造りなのに何故かこちらが熱く感じます。
燃料、気温など同じ条件にし、火口を付け替えたりしましたが、理由は分かりませんが噂通り本家ハクキンカイロが性能が上なようです。気分で本体2種類や燃料3種類を変えて、毎日職場に持って行くのが楽しみになりました。もっぱら右脇腹のポケットに入れて肝臓を温めてます(笑)
◇気になる燃料について
⇒12月末にエビスベンジンを３本追加購入しました。
臭いも少なく、発熱量も良いので最終的にこちらをメイン燃料で使うことにしました。
ネットで色々と記事がヒットしますので現在勉強していますが下記４種類が代表のようです。
�．┘咼好戰鵐献鵝糞譽魯奪�ンベンジン？）（青色容器）
・・・今後試してみたいが、現在Amazonで1本1,200円もする。この値段は無いな。
⇒楽天で395円+送料640円が最安値。
12月末に395円×3本+640円÷3本=608円で追加購入しました。
�■裡團戰鵐献鵝焚�色容器）
・・・近所のドラッグストアにも売っててビックリ。税込み877円でした。
��ジッポの純正ライターオイル
・・・購入時に同封されていた。地元ホームセンターでも355ml／600円で買える。
�ぅ魁璽襯泪鷭秬汽曠錺ぅ肇�ソリン
・・・コールマンランタン用でもともと持っていた。ただし、綿が青く着色されます。
◇数日使ってみた感想として
��のジッポの純正ライターオイルが一番臭いが少ないように感じました。
昔のジッポオイルは匂いがきつかったですが、現在改善されほぼ無臭に近い感想です。
しかし若干値段が高いのが難点です。どこでも売っているので入手が楽です。
�ぅ魁璽襯泪鵑離曠錺ぅ肇�ソリン、�■裡團戰鵐献鵑篭札櫂吋奪箸縫�イロを入れていると最初は匂いが気になる印象です。
噂だと�．┘咼好戰鵐献鵝糞譽魯奪�ンベンジン）が一番臭いが少ないようなので将来的に使ってみたいですが500mlで一本1,200円は高い（送料が高くつく？）。
�■裡團戰鵐献鵑�温度も高くコスト面でもまずますなのでトータルで安定していると思います。
◇燃料消費量（計量キャップ）
25ml（2杯）・・・24時間
12.5ml（1杯）・・・12時間
6ml（半分）・・・6時間
◇ランニングコスト
【１回当り12.5ml（12時間）を使用する前提
価格は現在のAmazonをベースにした】
�．┘咼好戰鵐献�500ml／1200円 ←240円/100ml当り（30円/12.5ml）
40日分（発熱◎?、臭い〇?、コスト×現在Amazonで1200円もする。）
�■裡團戰鵐献�500ml／700円 ←140円/100ml当り（17.5円/12.5ml）
40日分（発熱◎、臭い△、コスト○？トータルで安定感ある？）
��ジッポの純正（大）355ml／600円←171円/100ml当り（21.4円/12.5ml）
28日分（発熱◎、臭い◎、コスト△約１ヵ月600円ならこれでいいかな？）
�ぅ魁璽襯泪�1000ml／1000円 ←100円/100ml当り（12.5円/12.5ml）
80日分（発熱△、臭い△、コスト◎、安くても暖かくないのはダメでしょう。）
◇ハッキンカイロの楽しみ方
職場が省エネという名目でケチケチでエアコン温度の設定が低く寒いです。
カイロを貼ると良いとのツボに当てておくと血流が良くなり密かな楽しみを感じています。
おへその下の丹田
首のしたの風門
腰の裏の命門 など。
右胸の下の肝臓の辺りを温めるのも良いそうです。
◇学生時代初めてアルバイトして買ったジッポライター（1994年製造（27年前））10数年振りに出してライターオイルを入れて使ってみました。
禁煙してかなり年月が経ちます。
確かジッポライターよりハッキンカイロが数年早く発明さていたようです。恐るべし。
⇒ジッポー誕生は1932年だそうです。ハッキンカイロ1923年(大正12年)。
ジッポーの歴史
https://www.zippo-japan.com/pages/our-history
⇒ジッポーライターは炎が大きいのでハクキンカイロの点火用は使いにくい。
100円ガスライターが使いやすいです。
◇ハッキンカイロに興味のある方は是非チャレンジしてみて下さい。
ネットに色々と興味深い記事が溢れていますよ♪
私も去年の冬から愛用しています。寒い時のテント泊の為に導入。以来、肌寒い春秋も非常用として持ち歩いています。
寒い時のテント泊用というのは、湯たんぽの代わりです。お湯を沸かす手間と、燃料の節約に。使い捨てカイロのように毎回ゴミが出ないのがうれしい。寒いときでもしっかり発熱してくれるし。
手袋の中に入れるのにミニサイズが欲しいけど、値段を考え躊躇しています。
雪山の冷えた手を温める目的で購入しましたが、登山の最大のリスクである低体温症でリスク回避出来そうなのが魅力的ですね。
ハクキンカイロミニもほしです。
多分何個か追加で購入すると思います。
これから楽しみです🙌
実は私もつい先日ハクキンカイロミニ買いました！
これからのテント泊に備えてです。ゴミがでないのは嬉しいですよね！今は仕事に行くときなど、使用感をたしかめるために使ってますが、まずまずです。フルに入れると、朝から晩まで温かいです。臭いは少しありますが、別にそれで気持ち悪くなるとか、服に移るとかはないですし、今のところ満足ですね。
おそらく私ももう一つ買うことになりそうですよ。
コメントありがとうございます。
私も次回はハクキンカイロミニを試してみたいと考えています。
普段使い捨てカイロは使っていないので分からないのですが、
標高の高い所とか、低温すぎると暖かくないみたいですね。
その点、ハクキンカイロは高山やマイナス20〜30℃まで大丈夫とのこと。
その内ベンジンの臭いも慣れてくるんでしょうね。逆に臭いが癖になる？
みんな大好き！ハクキンカイロヽ(^o^)丿♨
自分も冬期の山行で愛用しています。
用途は主にカメラのバッテリーを温めるためです。
使い捨てカイロに比べて暖かくなって低温にも強いし、かなり長時間、発熱していれるのがいいですよね！
コメントありがとうございます。
ハッキンカイロの日記で皆さんの喰い付きが良くて嬉しいです。
冬山登山される皆さんやはり使っておられるようですね。
ひと昔前のiPhoneは寒さに弱くすぐバッテリーが落ちるのでカイロと一緒に
携行するのが良いようですね。私はandroidで寒さに強いようです。
発熱及び長時間持続する高性能と１回当り20円以下しか燃料代が掛からない
コスト安も魅力的ですよね。思ったより軽いので荷物にもならない？
本体は10年、20年以上ももつようですね。本家ハクキンカイロは永久保証？
また、昨日は体のツボを保温するなど色々と可能性が広がっておりしばらく
楽しめそうです。👍
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