確か2月。
もしかしたら3月だったと思うのですが。
夜。
都内の私鉄に乗っていたら、とある駅。
いつまでたっても電車が発車しない。
嫌な予感。
「ありゃ?」
と思っていたら案の定、事故のアナウンス。凍えるようなミゾレ混じり。ほぼ雪に近いような天候。
「各車輌、1つのドアを除いてドアを閉めさせていただきます。」
その。
まさに「1つのドア」の横にいた自分。
あまりに寒くて我慢できず、最後尾。車掌さんのすぐ近くに移って座り直すと、やっとのこと。何とか耐えられる暖かさを取り戻して一息。それでもコートのフードをかぶって手足をスリスリしていたら、思わぬような車内アナウンスが流れてきました。
「ディス トレイン ストップト.」
思わず。
寒さなんて一瞬、あっという間。どこかへ吹き飛んでしまったutokin。車掌さんのアナウンスに釘付け。一気に心を奪われてしまったutokin。
マニュアルがあって。
それを読んでいる感じ、ありあり。
しかも、思いっきりのカタカナ英語。
でも。
でも。
ただ、同時に。
不思議なんですけど、言葉のニュアンスとリズム。そんなものから、「一生懸命な感じ」が伝わってくる。
「オレ。
英語、好きじゃないんだよ。なんで。
こんなことになってる?
オレが。オレが、英語のアナウンス?
なんてこった。
困ったな。
本当は恥ずかしい…。
でも。
やらなきゃ。
仕事だから(>_<)」
みたいな。
運転室の姿に目を向けると案の定。
マニュアルにじっと顔を近づけて、一生懸命読んでいる姿が!
30才。40才。
何十年と仕事を重ねてくると、色々なことがあります。建築の現場でもPCに携帯。ラインも必須。どんなに設計の才能があっても、CADができなければ相手にしてもらえません。何かしらの「変化のタイミング」に巡りあったら、残念ではあるけれどそれは認めて自分を変えていかなければならない、それは。
どんな職業でも同じ。
この車掌さんも。
入社する時はきっと。まさか自分が数年後、車内で英語でアナウンスするなんて思ってもみなかったんじゃないかな。
結局。
1時間の間で6、7回流れた英語のアナウンス。正直ハラハラドキドキ。「頑張れ!」って、そう。何度も心の中で応援してしまいました。
そのあと。
別の日に聞いた、別の私鉄の車掌さん。彼のアナウンスは素晴らしい発音。「もしかしてアメリカ人?」って言いたいくらいの英語。
ただね。
どちらが好きかって言ったら。
自分は最初に聞いた、カタカナ英語のアナウンス。っていうか、大好きだ。
カタカナ英語にはカタカナ英語の温かさみたいなものがあって、応援したくなる。いっぱい喋って、それが次につながっていけばいい。
なーんてね。
「マクドナルド」をアメリカ人に伝えるのに、「マクド〰️ナールドゥ」って言ったら沈黙になった自分が言うことではないですね😆
失礼しました。
笑ってやってください。
こんばんは
つい先程、僕も英語に関する日記を書いたので
何となくコメント…失礼します
カタカナ英語、最近色んな電車で耳にしますね
恐らくオリンピックに向けた取り組みの一環なんだと理解してます
仰る通り、頑張ってる感じが伝わって来て僕も好感持てます
そして意外と普通に通じるんですよ、日本人のカタカナ英語
もちろん、相手の努力が必要条件ではありますが
世界には英語がネイティブじゃない人間の方が多いんです
なので英語圏の人々は、ネイティブじゃない英語に慣れてます
例えばインド人の英語は巻き舌すぎて僕には難しいですが、
ネイティブ達は耳を慣らして会話しています
日本人の母国語は日本語ですし、
日本に来たら日本人の日本語だらけなのは彼らも理解してます
なので、恥ずかしがらずに
間違っていても構わないので、堂々と話して欲しいです
例え間違っていても、何も言わないより数十倍、素晴らしいことなので
僕らと同様に彼らもまた同じくらい努力すべき!
会話っていうのはそういうもんだと僕は思います
もちろん僕もカタカナ英語スピーカーですよ
kedama_hさん
おはようございます。
コメント、有り難うございます。
その昔。
自分は短期間ですが、英会話教室に通っていたことがあり(駅前留学😆)。その時、思い切りカタカナ英語のビジネスマンのかたに、討論の場でやられっぱなし。いつも歯がゆい終わりかた。自分がカッコ悪かった。
理由は明らか。
いつも発音ばかり気にしていたからです。
今から思うと。
そんなことは結果的についてくること。そんなことよりまず中身。自分の考えを伝えることが大事だったのに…。
kedamaさんのおっしゃっているところはそこ。ですよね!
恥ずかしい(>_<)
別の意味で。
もう一度。やり直してみようかな…。
車掌さんに負けないように。
ちょっと、そんな気持ちが浮かんできました!
こんばんは
先日、山の帰りに新幹線に乗ったら突然英語で案内がありびっくり。
とうとう、普通の((笑))日本人の車掌さんも英語の時代か。
その時は比較的流ちょうで
「少し自信あるんですよ。何かあったら英語で聞いていただいてもOKですっ」
という感じが伝わり微笑ましい(●^o^●)
そして今日、新幹線で山に行った帰り またまた突然英語のアナウンスが。
しかし、今回はutokinさんの時と同じで
「棒読み、ジャパニーズイングリッシュ」
しかし、しかし微笑ましい。
若人よ(死語)いろいろあるだろうけど、応援しているよと心の中で
つぶやきつつ下車したのでした。
時代は変わっていますね。
追伸・某世界最高峰の工科大学院卒の友人の英語のスピーチは
「ジャパニーズイングリッシュ」です。
愕然としました。発音はどうでもいい。伝えたいという気持ちが大切なんですね。
kibakoさん
こんにちは。
コメント、有り難うございます。
そうなんですよ。
「応援。したくなる」んです(^^)
素晴らしい発音、それはそれで勿論いい。でも多分、そんな発音ができる人は日本人全体で考えたら少なくて。
それよりも。
kibakoさんの仰るとおり。気持ち!
大切。ですよね。
「次は新宿」っていう。その日本語と同じ気持ちで「ザ ネクスト ステイション イズ シンジュク」って言えたらきっと。
自然に抑揚が出て。
外国人のかたにもササルと思う。
車掌さん。
頑張ってほしい(^-^)/
そう思っています。
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