そこで考えたのが現在位置を知らせる2つの方法。携帯の利用とアマチュア無線のAPRS。携帯は単純にメールを通話で家族や友人に現在位置を刻々知らせていく。ドコモであれば、イマドコサーチのサービスに加入すれば現在位置を探せる。
アマチュア無線のAutomatica Packet Reporting Systemは本来の使い方は位置情報を提供するだけのものではないが、自分の無線機からGPS情報をアマチュア無線の電波で飛ばし、それが地図上にリアルタイムで表示できる。
携帯もアマチュア無線も、無線機にはかわりないので、電波の届かない場所では機能しない。例えば両側を稜線で遮られたような谷では多分無理だろう。携帯に比べると距離はアマチュア無線の方がはるかに遠くまで届く。小屋がオープンしている時に北アなどは多分携帯でどこでも通じると思う。南アの南の方は携帯は無理だろう。また奥多摩などでも、見通しの良いピーク(例えば七ツ石、三つドッケ、ウトウの頭)などは携帯(ドコモ)のアンテナは立つものの、長沢背稜まで入ってしまうとつながらない。
そこで、長短所をまとめると、、、
携帯:
(長所)免許不要、既に持っていれば機器代不要。
(短所)つながる距離短いので圏外の範囲広い(行く場所にもよるが)、谷では電波届かない。ランニングコスト要。
アマチュア無線:
(長所)つながる距離長い、携帯で届かない場所でも届く(同様に行く場所にもよるが)
(短所)免許要、機器代がかかる、谷では電波届かない。ランニングコスト安い。
こんなことろでしょうか。
で、実際に来週末、奥多摩、奥秩父で両方で運用してみます。街からスタートして谷の部分、木の多い尾根、見通しの良い稜線、ピーク。携帯も無線もつなげたままでどうなるか。電池のもちが心配ですが、日帰りなのでなんとかなるでしょう。

コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する