画像2〜ありえない花園です:1732mでのテント
画像3〜縦走した者のみの特権:これが本当のカムイエクウチカウシ山の勇姿
差別用語とは、「他者の人格を個人的にも集団的にも傷つけ、蔑み、社会的に
排除し、侮蔑・抹殺する暴力性のある言葉」であるというらしいです。
ヤマレコの日記に、一時停止で切符を切られたと言って警察官を犬呼ばわりし
ていた人がいますが、現代日本においてあってはならないことですし、そのよ
うな驕り高ぶりの心根は根絶される必要があると思っています。
社会を動かすには、どのような職業であっても誰かがそれを担わなければなり
ません。たまたまその仕事に就き、交通の取り締まりについていえば、その業
務を法律に従って忠実に執行しただけで、その職業組織集団と人を口を極め
て侮蔑的で差別的な表現をするということは、まだまだ民度が高まっていな
いということであり、失礼千万なことであって、法による裁きを受ける必要が
あります。
自分の非を受け入れられず、かといって裁判で争うという権利も行使する気概
も力もない人は、おとなしく反則金を納めじっとしているのが一番です。
北海道・日高山脈のエサオマントッタベツ岳〜カムイエクウチカウシ山という
厄介な縦走路があります。googleで検索すると2019年〜2021年の3年
間で3人の記録(うちの一人が田中陽希さん)だけであり、2022年は1人
の記録しかありません。
北海道の山を登るときは、登山口の警察署(派出所)に登山計画書を出すこと
にしているのですが、この縦走路を4回歩いたうちの2010年の縦走は過酷
でした。
http://yamatabi-hanatabi.com/kamueku2010-2.html
エサオマントッタベツ岳でのビバーク中に警察から安否の確認の電話があり、
カムイエクウチカウシ山ではヘリコプターで所在を確認していただきました。
単なる個人の趣味での山登りであっても、多くの心配をかけていること、そし
て、そのために税金が費やされてもいること。故に、反則金の納付を命じられ
たら、お国のために一役買ったとでも思えばいいのでは、ということです。
他山の石として自分を戒めたいと思います。
心躍る刺激的な山行をされていたのですね。羨ましいです。要らんお節介と思う人もあるのでしょうが、安否確認をしてくれる警察の活動は有り難いですね。
新潟から小樽港行きのフェリーに乗るため、早朝の国道17号線の山中を走行して
いた時、道路が下り坂から登坂になってほどなくしてスピード違反で検挙された
ことがあります。
午前5時前後のことだったと思います。「この時間の速度超過とそれに伴う事故
が多いので取り締まりを強化しています。この先、お気を付けて運転して行って
ください。」と若い警察官に諭されたのでした。いつになく反省したのでした。
ホームページを見ていただきました。
野趣とロマンと苦労の連続に満ちた縦走路ですが、途次に咲くカムイビランジ
という花と、高山植物に囲まれたテント場で憩うことを楽しみに何度か歩きま
した。
テント場は稜線上に数か所ありますが、1張り分しかありませんので、先行者
がいないことが必須条件です。しかし、この縦走路を歩くもの好きは、多くて
年に数組でしょうから、群れて山登りをするのが得意ではない私にとっての天
国の地でした。
最近は、近場ばかり。それも畑仕事優先の生活になっていて奥多摩の山も遠い
山になってしまいました。「想い出登山」で日々を過ごしているところです。
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