選ぶ側と選ばれる側
先日、とある新聞社から月例写真に入賞したとの電話があった。ここ3か月続けて応募し先々月に応募した写真にはそれなりの自信があったが、何の連絡もなくがっくり。
そして先月は大山に登った折り、好天に恵まれシャッターを押しまくり何とか応募しても恥ずかしくないような写真が何枚か撮れ、6枚ほど送った。そのうちの1枚はうまく行けば上位入賞は出来ると思ってたが、またもや予想した日には連絡がなくあきらめていた。
ところがその日の夜遅く(と言っても9時前だが)、思いがけず新聞社から電話があった。
3位に入賞したとのことだった。一体どの写真だったのかわからないので尋ねてみると何と自分で付けた順番では最下位のものだった。何でその写真が良かったのか自分では分からなかったが、聞くところによると構図と色が良かったとのこと。写真としてはぱっとせず、読者から見ても何でと思われるような写真である。
選ぶ方と選ばれる方では見方がこれほどまで違うのかとそのズレを感じるとともに、写真というものは自分ではいくら良いと思っていても、そのテーマに合うようなものでないとダメだと言う事が分かった。新聞社の月例写真は風景ならただ単に美しさだけを訴えるだけではなく動きがあるものが必須条件となる。そのためには人物を入れることも大切であることは言うまでもない。
そう思って人物を入れた写真も送ったが、やっぱり(人物が)小さすぎたのだろう。いずれにしても今回の件で教えられることがいろいろあった。
応募し始めて10年近くになるが成績は1位が1回、3位が2回になったが、もう一度
1位が取れるまで頑張ってみたいものだ。
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