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では、「紙」の地図には迷いやすい箇所についての記載があるのか? 詳しい地図の代表格?である「登山詳細図」(奥武蔵版)で見てみると…
「迷いやすい箇所」として指摘された奥武蔵3箇所のうち2箇所には、迷いやすい方向を示す「赤い矢印」が書かれていました。また、奥武蔵全体を通してみると人気のコースでもこの「赤い矢印」は少なくありません。
例えば、西吾野駅から高山不動尊に向かう「萩ノ平」では4箇所、天覧山から伊豆ヶ岳までの「飯能アルプス」では何と18箇所の「赤い矢印」があります(2015年版)。これはなかなかの情報量だと思いませんか? もはや「紙」の地図ではなく「神」の地図の領域かも…

さて、この地図、関東周辺の山では現在9種類発売されています。縮尺も1:16,500が多く、収録コース数も多いのが特徴です。
事前のコース予習の他、普段はスマホの登山アプリを使っている方でもバックアップとしてコンパスとともに持って行くと安心だと思います。出版元HP、 Amazon、書店などでも購入できます。また、すでに発行されているエリアのものでも、最近は折り畳み寸法を小さくした「新装版」が発売されています。
ちなみに、この地図、バリエーションルートも豊富に収録されていることも特徴の一つです。昨年秋に「紅葉」と小さく書かれていたバリルートに行ってみたところ、こんな驚きが…。興味がある方は以下の山行記録をどうぞ。
「紙の地図(登山詳細図)」も、恐るべしっ!
■山行記録:紅葉劇場!【甲仁田山(東尾根)から二子山(兵ノ沢右岸尾根)】
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-3760573.html
■登山詳細図世話人の日記
http://mordred1114.blog.fc2.com/blog-category-19.html
本屋やタカオネの様なカフェや茶屋でも売られていますが私は小仏峠へ行って買います
登山詳細図管理人さんとの会話が楽しみです
そうですね。私も何度か小仏峠で買ったことがあります。
地図を広げて展示してあるので、新しいのが出ると買いたくなります
踏査は勉強になるのですが、この地図は、詳細に記載し過ぎてメンテナンスが大変です。メンテナンス不足により、情報が更新されないことが多々あります。十分お気をつけて御使用ください。
おー、そうでしたか!
奥多摩編、私も持っています!。発行や改訂のための大変なご苦労、お察しいたします。
皆さんの熱意の結晶、これからも大切に使わせていただきます。
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