手持ちの自動膨張式マットのエアを抜いて平たく4つ折りにすると厚さ10mm程度になります。これを手持ちのスタッフバッグに入れザックの背中側に収納してみると…
まず感じたのは「丸めなくて済むので収納が楽じゃん 」ということ(笑)。さらにザックから取り出すときも「他の荷物を取り出さなくても背中側からシュッと引っ張り出して速攻で敷ける 」。
もちろん、硬い円筒形の固形物が無くなった分だけ、無駄な隙間のないパッキングがしやすいと感じました。ということで、しばらくはこの収納方法を使ってみようと思っています。
さて、UL(ウルトラライト)スタイルでは「小型軽量な装備を背面構造が簡素な小容量・軽量ザックに入れる」のが基本のようです。そのためには、装備をザックの中に「できるだけ隙間を作らず詰め込む」がポイントになります。
しかし、”硬い”立方体(または円筒)にした装備を入れると隙間ができやすいので、ザック内の隙間が発生しやすくなるわけです。そこで、このようなマットの入れ方が紹介されていました。
マットの種類やサイズにもよりますが、マットが適度なクッション性を持った板状になるので、ザックが小さめだったりUL系の背面構造が簡素なものをお使いの方には特に有効だと思います。また、背面にクッション性を持たせたい場合は空気の抜きを”甘く”したり、パッキング後にエアバルブを開けておくのも有効かもしれません。
「UL的マット収納法」 恐るべしっ!
●マット:「NEMO・ORA ショート」自動膨張式122cm・375g
●ザック:「mountain dax・フリーダム 40L」66×33×22cm
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