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大きな一眼レフカメラや三脚を担いでいる方も時々見かけますが、先日、三脚に珍しいカメラを据えて表参道の脇で撮影している方がいました。
何か珍しい花があるのかなと思って声をかけてみたところ、モノクロームのブローニーフィルムで落ち葉を撮影しているとのこと。地面を見ると落ち葉が堆積していて、雨に濡れた一番上の葉が光っていてハイライトになっています。そこから影の部分まで見事なグラデ―ションを構成していました。まさにその機材で撮影したら素敵な「作品」になりそうな被写体でした。
カメラはおそらく「ローライフレックスSL66」。ブローニーフィルムを使う中判一眼レフです。
モノクロ写真の特性を生かした「作品」にするためには独特のノウハウも必要で、およそ「作品」とは縁遠い撮り方しかできない私には眩しい世界です。
何気ない足元の風景を、自分の感性と技術でじっくりと腰を据えてフィルムに定着させる。そこには、ゆったりとした時間が流れていました。とても素敵な趣味ですね。
「モノクロ写真 」そして「ブローニーフィルム」 恐るべしっ!
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【写真】画像処理ソフトでモノクロにしてみました(笑)。@奥武蔵・エビガ坂付近
モノクロ写真は現像技術・印画紙の選定・印画紙への露光技術・印画紙の現像技術と技術が満載過ぎて当時も挑戦できませんでした。
モノクロプリントを直に見たことがありますが、印刷には再現の難しい生っぽい感じは正に恐るべしっ! でした。
この流れだと次回は
恐るべしっ!「イルフォードXPスーパー」
ですね?
確かに、写真展などで大きなモノクロプリントを見ると、独特の質感に引き込まれますね。
で、次回はマニアックな方向には行きませんが、モノクロ写真についてもう一度だけ書くかもしれません
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