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さて、この「丁(町)」は尺貫法の長さの単位ですが、「尺」など他の単位との関係はどうなっているか…。ちょっと自信が無いので

まず、1尺(約30.3cm)を基準した場合、小さいほうは…。1尺=10寸、 1寸=10分、と10進法です。一方、大きいほうは10進法ではありません。6尺=1間、60間=1町。その上は36町=1里となります。
(そのほかに「毛」「厘」「丈」がありますが、ここでは説明省略)
したがって、1町= 1尺×6×60 ≒ 30.3cm×360 ≒ 109mとなるわけですね。
ちなみに、山中の参道の距離はおおむね30〜50丁(町)程度のところが多いようです。すなわち1里弱〜1里半程度ということになりますね。
ところで、尺貫法の「長さの単位」を使った言葉は沢山ありますね。短い方から行くと… 「五分刈り」「一寸法師」「尺八」「三十三間堂」「八丁堀」「一里塚」など…。「千里眼」なんていうのもありますね。
あ、私たちになじみが深いのは「アルプス一万尺」かな

「丁石」そして「尺貫法」も恐るべしっ!
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【写真】大京穴吹不動産HPより転載
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