落差はあまりないが3段に分かれて大きな美しい滝壺に落ちる滝。愛荘町のホームページでは「観世菩薩の滝」として紹介されている。
またナカニシヤ出版の「鈴鹿の山と谷2」では、本文には宇曽川には「唐戸の渕」、「三段滝」、「観世音菩薩の滝」があるとされており、一方同書の地図では、支流の「唐戸の滝」、本流に「阿弥陀菩薩の滝」と「三段の滝」が記されている。ここでは滝の名称が統一されていないが、わたしは「阿弥陀菩薩の滝」は誤記で、さらに「三段の滝」と「観世音菩薩の滝」は同一滝ではないかと思っている。
この写真の滝は「観世音菩薩の滝」または「観世菩薩の滝」形状から「三段の滝」で、「鈴鹿の山と谷2」地図による「阿弥陀菩薩の滝」位置にあるのが3枚目写真の2段小滝。支流にあるとされる「唐戸の渕」もしくは「唐戸の滝」は砂防ダムで消滅したか、数段に分かれた小滝群の総称なのかはわからない。
山比古湧水車両止めゲートより30分。
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