|
|
|
落差7ｍほどの直瀑の下に小さな段差が2つあるだけの小振りな滝だが、意外と滝の少ない北川流域では貴重な滝。
近くには大きなトチノキがあるなど美しい場所で、その上に続く古道は「叫び峠」を越えて針畑川へ向かうの昔の街道。
むかし、針畑川流域の集落の人が、朽木から税を取り立てに来る役人をこの峠から見張っており、東から登ってくるその役人の姿が見えると、集落に向かって叫びながら走って下りていったことから、「叫び峠（越）」と言われるようになったらしい。
HOME >
エイチび〜さんのHP >
日記
高島市朽木雲洞谷／安曇川-北川-叫峠谷-左俣にある「布（ぬの）の滝」です。
落差7ｍほどの直瀑の下に小さな段差が2つあるだけの小振りな滝だが、意外と滝の少ない北川流域では貴重な滝。
近くには大きなトチノキがあるなど美しい場所で、その上に続く古道は「叫び峠」を越えて針畑川へ向かうの昔の街道。
むかし、針畑川流域の集落の人が、朽木から税を取り立てに来る役人をこの峠から見張っており、東から登ってくるその役人の姿が見えると、集落に向かって叫びながら走って下りていったことから、「叫び峠（越）」と言われるようになったらしい。
滋賀県の滝 80（布の滝）
落差7ｍほどの直瀑の下に小さな段差が2つあるだけの小振りな滝だが、意外と滝の少ない北川流域では貴重な滝。
近くには大きなトチノキがあるなど美しい場所で、その上に続く古道は「叫び峠」を越えて針畑川へ向かうの昔の街道。
むかし、針畑川流域の集落の人が、朽木から税を取り立てに来る役人をこの峠から見張っており、東から登ってくるその役人の姿が見えると、集落に向かって叫びながら走って下りていったことから、「叫び峠（越）」と言われるようになったらしい。
お気に入りした人
人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数：297人
拍手
コメント
こっそり拍手
しばらく前にこの布の滝を訪れましたが、湿潤した黒い岩壁を背景に落下する上段の直瀑は絵になる光景ですね。
滝に至るためには北川にかかる橋も流されてしまっており、滝を訪れるためには北川の渡渉が核心部となるかと思います。
叫び峠と変わった名前がついているのかと疑問に思っておりましたが、そういう歴史があったとは初めて知りました。ご教示有難うございます。
峠越えの道を峠に向かって辿ると幹回りが6m前後のトチノキが次々と現れ、圧感でした。峠の西側は一昨年の台風による大量の倒木でいまは辿ることが出来なくなっていますが、ユリ道のような広くなだらかな道が続いており、昔は朽木から針畑川領域に至る要路だったのでしょうね。
yamanekoさん、こんにちは
いい滝ですよね。私が初めて行った時は、調べても写真も見つからなければ、どのようの滝かもわからないままに、ヤマケイ登山地図帳だけを頼っていったものです。
谷の奥に立ちはだかる黒光りした壁から真っ直ぐに落下する姿を見た時は、鳥肌が立ちました。
yamanekoさんのレコを拝見してぜひとも滝の再訪と峠まで行ってみたいと思っていました。例のあの花が咲く頃ぜひともご一緒したいものです。
峠の名前は、珍しいので気になって以前調べてみたところ、そのような記述が見つかりました。
税の取立がキツかったのか、役人が来るまえに前もって隠れたのでしょうか。
コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する