滝の名称で日本一多いのは「大滝」。次に「不動滝」。
大滝という名称は正式名称(何をもって正式名称なのかという線引きは難しい)なのか、仮称(一部の人たちのみが便宜上そう呼んでいるだけ)なのか、判断がつきにくい。
沢登り、もしくは渓流釣りなどレジャーとして谷に入る場合、その谷で一番大きな滝を仮に大滝と呼ぶことがある。この大滝と言う名称が徐々に人伝に広がり、そのまま大滝と言って通用することも多い。その場合、谷の名称などを頭につけて○○大滝と言った呼び方をすることがある。
この「クラシ大滝」もおそらくはこのような経緯で広まった名称なのではないだろうか。地図には名称は記されていないが、鈴鹿の山をよく知る方なら「クラシ大滝」と言っても通用するだろう。
このような大滝には、同じ鈴鹿では「上谷尻谷大滝」「ゴロ谷大滝」「元越大滝」などがある。
「クラシ大滝」は源流部にあり水量こそ少ないが、落差は大きく御在所岳からも望めると聞く。鈴鹿の最深部にあり最短でも三重県側の朝明渓谷から3時間近くかかる。
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