久しぶりに槍沢を歩いた。
こちらはテント荷物でヒュッテ西岳まで急ぐので、当然下りの方には道を譲って欲しい。たまたまこちらが待った方がいい場所では、待つこともある。
ところが、3�・4割の方が避けないで堂々と下ってくるのだ。何故だ?「今日は」と言いながらが多いので悪いとは思ってないようだ。中国や韓国の人も多かったようだが、いやいや日本人が大層だ。
一つの仮説。登り優先とは一応知っていても、殆どのケースで登りの方がしんどいからと言って下りを先に通すことが多いので、経験則的に下り優先で良いと思っているケース。
もう一つは、百名山の中でも超有名な山には超初心者が多いので、ルールを知らないか、知っていても体現できないケース。
今までも多少はこのように感じることはあったが、今回特に顕著だった。皆さん、どうお考えでしょうか?
こんばんは。
登りが先ではなく、優先って意識でいます。
槍沢は大昔に下ったことがありますよ。混んでましたね〜今はもっと混むのでしょうか?登りの方はキツそうな顔をされた人が多くて、ここは登りたくないと思いました。
ツアーや団体さんの多いコースで、何でもかんでも待っててあげると切りが無いので、登りでもつい横から強引に行ってしまう事が有ります。m(__)m
そう言うときは、楽そうなコースを譲るように心がけています。
それから道を譲るのって結構難しくないですか?
☆お先にどうぞと言われても………そんな所で待たれたら、左右に取り付けたザックで崖から突き落としちゃうよ。→通れないからお先にどうぞ。(^_^;)
☆通りたいコース上に立たれて、どうぞと言われたら………足にきてるのにあっちの段差のキツいところを登れと言うの?→すいませ〜ん(^_^;)と頑張る。
同じ道を下るときに見ると、大差無く感じます。(笑)
槍沢の終わる頃、キツそうに登っている人には、会釈くらいにした方が良いって教わりました。気遣いって難しいけな〜、殆どの方から挨拶が返ってきてこっちはルンルンでした。ヘロヘロの立場でも、それも含めて登山を楽しめる女になりたい。(^^)
こんばんわ。
私の場合、早朝から登ることが多いので山で出会う登山者の 9 割とは下りですれ違います。
基本的に全員に道を譲る方向ですが、明らかに疲れているなって感じの人だと、無理して急いで登ってもらうよりもこっちが下りた方が早いので、どちらが先に、っていうそのタイミングを計るのが中々難しい時がありますね。(登る側からも)
でも、こういったタイミングってそれなりに山に通っている人でないと身につかないものだと思うので、人気の山ではすれ違いに気を使わない人がいるのも仕方のない事かもしれません。
でも、山慣れしているからといってマナーがなっているかと言えばそうでもなくて、時々、下りで私が登りの人を待っているのに、上からドカドカ下りて私の横を抜けて、登りの人達を無理やり避けさせるおっさんとかいますからね・・・
本来、登りにも下りにも優先権など存在しません。
ではなぜ登り優先というのか。
登っている人は、前傾姿勢で登るために視線が下を向き、周囲への視野が狭くなります。
一方下りの人は、立ち位置が高いこともあり、視野が広くなります。
そこで、すれ違うときに周囲の状況を判断し、より早く待避計画を立てることが出来る下りの人が、道を譲るようにと始まったことなのです。
下りの人が、「今のペースで二人が進むとあの辺ですれ違うことになる。しかし、そこは狭くて足下も悪い。その手前のあの場所は広くてすれ違いやすい。だからそこで待って、道を譲ろう。」と言うことです。
しかし、どう見ても登りの人にちょっと待ってもらった方がスムーズにすれ違えるときも多いもの。
そんな時、下りの人がタイミングを見計らって「こんにちは」と声を掛け、相手に自分の存在を知らせて待ってもらう。山で習慣となっている挨拶も、こんな理由で始まったと教えてもらったことがあります。
いずれにしろ、登り優先なのに譲ってもらえなかった。と思うと腹も立ち、やっとの思いで登っているときに、お先にどうぞ、と譲られるとかえって迷惑だったり。
状況を判断する能力も大切だと思います。
常に相手が優先、と思っていれば感謝こそすれ、腹は立たないかと。
初めまして。
私はよく崖側に避けて冷笑されたりしますが、相手をあえて崖側に導くようで山側に付きません。
知ってか知らずか山にウトイ奴と思われたりします。
まぁ大した崖でも無い場合が多いのですが…
色々なご意見ありがとうございます。恐縮ですがまとめて返信させていただきます。
登り優先は、鉄則ではなく、互いに配慮しながらも、登りの方が先に行きたい場合には下りの方は待ってあげる、というものだと理解しています。私は下りの場合は、とりあえず待ってみて、「しんどいから先に行って」とか「大人数だから先にどうぞ」と言われた時だけ、先に通らせてもらっています。勿論危険箇所だとか、他の要素が加われば、その状況に応じて判断するのは皆さんの仰る通りだと思います。
今回は憤慨した訳ではなく、何故登りに配慮しない人が槍ヶ岳に多いのだろうと不思議に感じた次第でして。
そういえば、積雪期はこんなふうに思ったことは無いなあと。
まあ、そういう山にそういう時期に来たからだと思って、やり過ごすのが一番かもしれません。憤慨せずとも少しムッとしていたので。
関連してですが、15人や20人の行列も困り者ですね。ツアーはもう諦めてますが、学校倶楽部でもいます。4〜5人ずつの班に分ければ行動もスムーズでリーダーも育つのになあ、と爺は思ってしまうのです。余計なお節介ですな。
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