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最近は、「前進あるのみ」という考え方を捨て、場合によっては後退することが多くなってきました。もちろん、前進すべきところは前進しますが。
先日、笹子雁ヶ腹摺山〜滝子山を縦走したときのことです。笹子駅〜笹子雁ヶ腹摺山〜お坊山〜大鹿峠と、遅いペースながら順調に歩きました。
しかし、その先の曲り沢峠でウッカリ進む方向を間違えて、大谷ヶ丸に向かってしまったのです。ダラダラと続く登りを根気よく歩き、途中のポイントのコンドウ丸に登り着いたところで、念のため地図を見ました。
私は、すぐ自分の間違いに気づきました。このまま前進して、大谷ヶ丸を経由しても滝子山に登れることは分かっていましたが、かなり遠回りになってしまいます。しかも、アップダウンが相当あるので、滝子山までの間に万が一バテてしまったら一大事です。
ここで自分の間違いを素直に認め、冷静に曲り沢峠まで戻ることにしました。この行ったり来たりで、40分ほど時間をロスしましたが、曲り沢峠で地図を確認しなかった自分が悪いことはハッキリしています。私は、すぐに頭を切り替え、戻った曲り沢峠からあらためて滝子山を目指すことにしました。
これが功を奏したかどうかは分かりませんが、途中で苦しみながらも滝子山の山頂に立つことができました。下山路は、一般的な初狩駅へのルートを歩いて、無事にこの日の山行を終了しました。
以前の私なら、コンドウ丸で間違いに気づいた時、迷うことなく大谷ヶ丸に向かって突き進んでいたでしょう。これまでたくさんの失敗を経験して、少しずつ大人になったのかもしれません。年齢的にはもう十分に大人ではありますが。
私は、必ずしも後退することが正解とは思いません。でも今回に関しては、後退したことが冷静な判断だったと確信しています。
それではまた😊
fgacktyさん、こんばんは。
前進か後退か、そのときの様々な条件によって変わってくるもので、なかなか難しいですよね。
自分はどちらかといえば、突き進んでしまうタイプで、これまでも何回か危うい山行をしてしまっています。
その最たるものは、谷川連峰馬蹄型縦走で夜に強行した西黒尾根下山ですかね。
まあ、あのとき取るべき行動は、前進でも後退でもなく、「(避難小屋に)留まること」だったと思いますけど。
MonsieurKudoさん、
おはようございます。
Kudoさんも、けっこう無茶してるではないですか!
西黒尾根下山の様子を、ぜひ日記に書いて発表して下さい。
コメントありがとうございました。それではまた😊
fgacktyさん、こんばんは。
>西黒尾根下山の様子を、ぜひ日記に書いて発表して下さい。
結構前だし恥ずかしいので、今から日記に書くのはちょっと・・・。
そのときのレコの感想にいろいろ書いたので、もしよろしければ見てやってください。
↓
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1281952.html
MonsieurKudoさん、
おはようございます。
谷川連峰馬蹄型縦走!
凄すぎて、開いた口がふさがらないとはこのことです。
気合いの入った山歩きといい、山行記録といい、やっぱりKudoさんは私より10枚くらい上手ですよ。いつか山歩きを教えて下さいね。
それではまた😊
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