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ほとんどの登山者が、踏み跡を辿って山の中を歩いていると思います。私も例外なく、踏み跡を辿って歩いています。ルートミスをすると、急に踏み跡が薄くなったり無くなったりしますが、私はこういう時、とても不安になります。すぐに、分かるところまで戻るようにしています。
昨日、滝子山からイワカガミの咲いている南陵（寂廠尾根）を歩いて下山しました。途中の岩場で、一箇所分かり難いところがあり、一瞬焦りました。横にトラバースしている踏み跡を見逃したのです。そのまま進むと、どう考えても尾根から外れるし、踏み跡も無くなります。私は、ここは絶対に間違えてはならないポイントと考え、じっくりと時間をかけて周囲を観察しました。
すると、ほどなくしてトラバースする踏み跡に気がつきました。私は、「ヤバかったな〜。ここは一息入れて落ち着こう」と思い、持っていたバターロールを一つ食べて、冷たい麦茶を一口飲みました。
その後は、すこぶる順調に寂廠尾根を下って行き、寂廠尾根の登山口に辿り着きました。
滝子山南陵は、過去に何度か登ったことがありますが、今回初めて下りることに挑戦してみました。このルートは、途中で尾根が広くなったり、二つに分かれいたりすることがありません。ほぼ一本道なので、たとえ下りでも、迷うところは無いと思っていました。しかし、あの横にトラバースする踏み跡を見逃したために、一瞬でも道迷いになりかけたことは確かです。
大切なのは、おかしいな？と感じた時にそのまま前進するのではなく、いったん冷たい水でも飲んで、気持ちを落ち着かせることです。そうすることによって、見えていなかったことが見えてきたりするものです。時間が押してきたりすると、焦りからついついそのまま下り続けてしまいがちです。それは絶対にいけません。
もちろん、地図やコンパスで進む方向を確認することは基本中の基本です。何事においてもそうですが、山歩きにおいても、当たり前のことを当たり前にすることが実に大切であると思います。私は、これからもこの事を肝に銘じて山歩きを続けていこうと思っています。
それではまた😊
尾根の下りは難しいですね。
冬ならともかく新緑からは見通しがきかず、よく枝尾根に入ってしまいます。
昨日も、2回枝尾根に入ってしまいました。
昨年の３月には迷わずに降りたのに老化現象だろうかと考えましたが、今は新緑で見通しがきかなかったからですね。
ということにしておきます。（笑）
borav64mさん、おはようございます。
borav64mさんが好んで歩かれる奥武蔵のバリエーションルートは、山慣れた人でないと非常に難しいと思います。ましてや枝尾根の多い尾根を下るなんて！
コメントありがとうございました。それではまた😊
迷ったときの心境がよく伝わってきました。ついつい、急いてしまい更に深みに陥ってしまいます。ここは落ち着け、落ち着けですね。南稜は降り口に危険の立て札があって私は引き返しました。私も登りでは2回ほど歩いたことがありますが、下山路は怖くてダメです。ご無事で何よりでした。
gijinさん、こんばんは。
滝子山南陵を下る人はけっこういるみたいですが、やっぱり危険なので避けた方がよいと思います。あの尾根道は、下るより登る方がずっと楽しいですしね。
下る途中で、ヘルメットをかぶった団体さんとすれ違いました。落石の危険もあるので、当然の装備だなと思いました。私は、慎重に慎重に寂廠尾根を下りました。
一息入れた時のバターロールと麦茶は、とっても美味しかったです。
コメントありがとうございました。それではまた😊
fgacktyさん、こんにちは。
「道間違えしたとしても、焦らず気持ちを落ち着かせてリカバリーする。」
大事なことですよね。
急がば回れ、です。
自分がよくやらかすのは、雪の斜面を下る場合に、歩きやすいのでどんどん下ってしまい、気がついたらルートを外していることですねー。
あとは、分岐を勢い余って通り過ぎてしまったり・・・。
＞当たり前のことを当たり前にすることが実に大切
そのとおりですね。
ですが、簡単なようでコレがなかなか難しい・・・。
P.S.
同日Yippeiさんも寂廠尾根を歩かれていて、ニアミスだったみたいですね。
MonsieurKudoさん、こんばんは。
私は、今まで滝子山南陵を登り限定で歩いていました。もともと下りが苦手で、あの尾根を下るのは自分には危険だと思っていたからです。
しかし今回は、イワカガミをもう一度見るというスケベ心を起こして、下ることにチャレンジしたのです。岩場でビビリまくって、とても人様には見せられないような恰好で下りて来ました。
Yippeiさんとは沢を渡るところですれ違ったようなのですが、全く気がつきませんでした。花を探しながら歩いていると、どうしても視野が狭くなるんですよね〜。いけません、いけません。
コメントありがとうございました。それではまた😊
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