日記機能を初めて使います。
たんなる読書記録になりますが、山に関係あった本を書いていこうと思います。
もともとミステリ系の小説が好きで、通勤中にボチボチ読んでいます。
ほんのさっき読み終わった小説がこちら「クライマーズ・ハイ」。
登山家さんたちからしたら、有名な作品でしょうか?
自分も映画であったなあ…程度ですが名前は知っていました。
先日本屋をふらふらしていたらたまたま目に入って購入。
御巣鷹山墜落事故を追う新聞記者の過去と、その事件から17年後、記者が谷川岳一ノ倉沢の衝立岩に挑むというお話。
実際に著者の横山秀夫氏は、1985年当時地元新聞の記者だったそうで、事故の様子が実際に目に浮かぶように緊迫感あるリズムで描かれています。
当時自分は生まれて間もない年頃だったので、事故の詳細は知りませんでした。
大変な事故だったんだなあ…というのと、その現場に挑む新聞記者たちの生き様がすごくかっこいい!
かっこいいんだけど、人間臭さ、弱さ、汚さ、ずるさ…すべてがジワジワとにじみ出てきていて、なんだか身近に感じられます。
出てくるキャラクターもみんな濃い!ちょっとやな感じがする人もいるけど、それぞれも色々な過去があり、憎み切れない。
最後まで読み終えると、それぞれの登場人物が綺麗につながって、途中の重々しい空気も消化されて、登頂した後のようなさわやかな気持ちになれます。
なんで自分が山に行くようになったのかなあと考えてみて、この小説の主人公悠木さんと同じ感覚もあったなあと思えた作品でした。
詳細は書くとネタバレになるので、この辺で。
ストーリーだけでなく、山の詳細な表現もたくさんあって、谷川岳近辺に行ったことがある方は身近に感じられると思います。
有名な土合駅も、あの赤い屋根の駅舎は昔から変わらないんだなあ…とか。
衝立岩は見たこともないけど、読む限りかなり怖そうな岩ですね。おもわずヤマレコで山行記録調べちゃったけど、結構登られている人が多くてびっくり!
自分は多分一生いかないと思います…。みるだけ。
今回は一気に読み切ってしまったので、ちょっと時間をおいてまだじっくり読んでみようかな。
何かおすすめの山小説がありましたら、ぜひお教えください。
よろしくお願いします。
izumixさん こんばんは
「クライマーズ・ハイ」の原作を読んだことはありませんが、映画では堤真一と堺雅人の演技が光っていたことを覚えています。御巣鷹山の事故の日、新穂高で落雷に遭い無茶苦茶怖い思いをしたことが昨日のようです。
お薦めの本ですが、先日もお話した「銀嶺の人」上下 新田次郎 新潮文庫 今井通子さんと若山美子さんをモデルにしたフィクションです。
もう1冊は「黒部の山賊(アルプスの怪)」伊藤正一 実業之日本社 こちらは雲の平山荘のHPから購入できます。
暇な時に読んでみてください。
事故の日にも山にいらっしゃったんですね!!
しかも新穂高で落雷とか…怖すぎる〜(>_<)
無事でよかったです!
「銀嶺の人」は是非読んでみようと思います!
「黒部の山賊(アルプスの怪)」もきになりますね〜☆
山関連の本はたくさんありますよね!
山荘にもよく本が置いてあるし(^−^)♪
本は読み始めると時間がいくらあっても足りません。
通勤、山のお供に持っていこうと思います!
ご紹介ありがとうございます☆
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