ちょっと前だが、コロナに感染した。7月18日夜に喉の違和感を覚え、19日朝、強い喉の痛みと共に発熱。ただ、熱は37度台止まりで3日後には下がり、療養期限の10日を待たずに症状は消えた。
好酸球性肺炎の持病があるが、それがゆえに早々と7月6日に4回目の接種を済ませたのが奏功したのかもしれない。逆に私からうつされた普段は頑丈一方のヤマノカミは、3週間たっても空咳が抜け切らない。彼女は4回目未接種。当方の「クラスター仲間」にも軽い後遺症のある人が目立つ。やはりワクチンは打っておいて損はない。
当方の感染経路は、16日夜の宴会でほぼ間違いない。この時節に会社の仲間11人で1泊旅行し、旅館の部屋で1時間半の二次会を開いてしまった。出発前の健康管理は口うるさく確認し合ったが、出先で発症されたら避けようがない。
16日の昼ごろから「アレルギー性鼻炎を発症し」(本人談)、酷い鼻声になった参加者がいた。行動ぶりは翌17日になっても至って元気だったが、夕方の帰りの電車でいかにも風邪っぽい咳をし始めた。しまったと思うが、後の祭り。
畳の部屋でぐるりと卓を囲み、マスクもせずに大きな声で談笑する。わりと広い部屋ではあったが、外は雨で窓は締め切り。その中に一人感染者がいたらひとたまりもない。ご当人は18日にPCR検査を受けて陽性が判明し、残る参加者10人も19日にかけて続々と発症、全員が陽性となった。
無症状1人以外は全員が発熱し、39度を超えた人もいた。症状はのどの痛みと咳が共通で、鼻水鼻づまりが目立った人もいる。女性のうち、50歳くらいより若い3人はそろって味覚・嗅覚障害を発し、3週間たっても十分に戻らないという。
後で調べたところ、オミクロンBA5は主症状が鼻づまりから始まる例もあるらしい。
私自身は咳もほとんど出ず、喉の痛みと発熱中の鼻水、鼻づまり程度で、22日には熱が下がり、ほとんどの症状は1週間で消えた。熱も低いし、後から振り返ればどうということはなかったが、発熱外来の予約が取れなくて焦った。持病が持病だけに、きっと上気道炎に移行するだろうと悲観し、必死に予約電話をかけ続けたのに、全くつながらなかった。
結局、19日は受診できず、20日朝に小さな内科の駐車場でPCR検査を受け、対症薬のトラネキサム酸、ビーエイ配合錠、カルボシステインを処方してもらった。薬局も薬を配達してくれるスタイルで、いわばドライブスルー診療だった(駐車したままだけど)。
結果として幸か不幸か陽性確定が21日夕までずれ込み、家庭内隔離を実行中でヤマノカミに症状がなかったことから、食品を買いためることができた。その彼女も21日の無症状者用無料PCRで陽性判定となり、発症。食糧支援のレトルト食品やカップめんにも助けられて、なんとか飢えずに済んだ。
発熱した19日朝から自室にこもり、トイレは2階のものを自分専用として、食事もお盆で届けてもらう形で完全に夫婦の動線を分けたが、感染を防げなかった。発症前の18日の時点で既にうつしてしまっていたのだろう。そう考えると、BA5については家庭内感染の防止ははなはだ困難だと言わざるを得ない。
結論。ワクチンを打つべし。感染は防げないまでも軽症化するのは間違いないようです。そして、来週は好酸球性肺炎の特効薬ファセンラの注射。こっちもタダにならないかなあ(発熱外来の診療はきっちり診察料を取られました。明細を確認していないけれど、何かタダになった部分があるのかな)。
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