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たまたまその日は悪天候、登り始めるとすぐに雷雨となった。
登る予定だった八経ヶ岳にも行かなかった。
でも、
悪天候のおかげで実に大切なことを学べた。
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スマホアプリ全盛の昨今ですが、やはりこのシンプルな道具はいい。
登ったルートは、地図に示された定番の太線登山道、でも
天候は雨。上り方向はほぼ問題なかったが同じ道を通って降りた下り
方向が大変、雨で登山道や踏みあとがかき消される。
しかもガスっているので全く方角がわからない。特に広尾根は要注意。
登山道らしき道が四方八方に伸びどれが正しい道か容易には判断できない。
こんな時にコンパスが活躍、nyanpocoさんはさっと取り出して、「こっち」。
正しい方角が瞬時にわかる。正規の太線登山道でもこんな山域では要注意。
そういえば、お盆に立山に登った時も同様の経験をした。
ガスに閉ざされて視界不良の時があり、随分と不安な思いをした。
下山後に使い方を教わり（以前okenchiさんにも教えてもらいこれで２回目）
やっとマスターできた。わかってみると実に簡単、面白い。
電子機器では使いにくい悪天候でもok。さっそく買い求め
山行の必携goodsとなった。
�∨百�対策
暑い９月という時期でもあり、金剛山に登るようないでたちで行った。
下着はジオラインの防寒シャツを着ていたが、その上は半袖の薄いＴシャツのみ。
登山口に到着した時点でもう寒いと思った。しかも登山中に雨。
山頂の弥山小屋でザックを開けようとしてびっくり。
腕がかじかんで思い通りに回らない。手の指は問題なかったが、腕に違和感。
冬季の登山で十分な装備を携行していながら凍死される方もおられるが、
まさにこのように非常事態が進行するのかなと思った。
まず腕が回らなくなる、次に指が動かなくなる。やばい！と気付いた時には
ザックを開ける腕や手が使えなくなっている。こんな時に強風でも吹いていれば
もう最悪。せっかく持参したザックの中身を取り出せない。
以前雪が降る中でのハイキングで、腕や手がかじかんで、
持参したカップラーメンが食べれなかった経験をした。
手や腕がきかない状態ではもうほとんど何もできない。
このような事態に陥る前に対策が必要。
nyanpocoさんは長袖のアンダーシャツを着ておられるのかなと思ったが、
実は、１００円ショップのレッグウォーマー。なるほど！
さっそく買い求め、１０月の登山時に使ってみた。
わずかこんな物でも実に暖かい。腕を温めるだけでもこんなに暖かいとは！
しかも簡単に脱着できる。
これは優れもの。いい物を教えてもらった。
�１�対策
これも金剛山のノリで折り畳み傘を携行していたが、弥山のような山だと
無理がある。登山中に上部の木の枝にひっかけ、傘の骨を折ってしまった。
金剛山の千早本道のような道であれば傘でも十分だが、そこそこの山に
なるとやはりカッパが必要。
これもゴアテックの蒸れにくいいいカッパを教えてもらった。
これはまだ購入していないが、冬のボーナスでぜひ手に入れたい。
それと、
金剛山の沢ルートを登山靴で登る練習をしておいて良かった。
雨の弥山の登山道はまるで沢、でも丸滝谷よりはまし、こんな
ことを考えながら登り、慌てなくてすんだ。
今後も悪天候時の金剛山に挑戦しよう。
写真は、コンパスと、１００円ショップのレッグウォーマー２着。
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