万一の時の、発信機として位置づけで、ずいぶん前からサービスを契約してきた。が、この間、ココヘリの値上げのメールが来た。私のは simple プラン(赤いやつ)なので、価格が 4800円?位になるとか・・これを高いと思うか安いと思うかは置いといて。。。
今年になってから、jRO のサービスも含めて役務提供型というのを知った(ヤマレコ社長のyoutube を見た)。ふーんと思って聞いていたが、実はよく考えると、かなり無理があるんじゃないかな・・・と思う。
[競争力は効率化・スキルの平準化]
- ココヘリの競争力は、今まで目視で人の捜索をヘリからしていたのを、技術の力を使って簡単に、効率よくできるようにしたというところにある。
(故 篠原秋彦さんの探索スキルを、発信機で簡単に実現、とでもいえるでしょうか?)
ただ、その業務プロセスは大まかにいうと
1.遭難連絡の待ち受け(待機と関係各所への連絡、次工程の実行調整)
2.ヘリコプター捜索準備と捜索実行
3.遭難者の収容
となっていて、
ココヘリは1しかやってない。(2は委託先or 警察、3は警察)
一方、2、3の業務が非常に効率化されるということから、
1の価値に、お金を払ってきたと思う。
[ヘリを使わない場合の競争力ってどこよ]
ヘリを使わない場合はどうなるか?
1.遭難連絡の待ち受け(待機と関係各所への連絡、次工程の実行調整)
2.人手による捜索準備と捜索実行
3.遭難者の収容
であり、2.3.に対するココヘリのメリットは全くない。どこに依頼しても同じ。
[重複業務の発生]
さらに、1という業務は、警察が行ってる業務と重複する(つまり社会的にはサービスに対する人件費が重複してかかる)ことになる。にも拘わらず、このようなサービス設計にココヘリはなぜしたんだろうと思う。
cocoheli でどうせ遭難連絡の待ち受けしてるのでということで、24時間 365日対応しているので、同じ人件費で待ち受けもというのはあるが、そのあとの関係各所への連絡・実行調整は、ヘリコプターを飛ばすのに比べて格段に複雑で、手間がかかる業務になるのが想像に難くない。
一方、従来の jRO の費用補填型がただと、1の業務は警察に任せ、2.3に対する費用補填だけをするということになり、業務的にはは重複がないし、シンプルなサービス提供ができたのではないか?
[なぜこうなった?・役務提供を実現するには?]
なぜ、jRO とくっついたのかはよくわからない(単に経営者が、契約者増加を狙ったものかもしれない)が、ココヘリを使ったサービス以外については、上記の理由から役務提供型からさっさと費用補填型に戻した方がいいのではないか?と正直思う。
また、役務提供型にするならば、ヘリだけででなく、ヤギのように、どんな急峻な山でも助けに行けて、かつ負傷者を収容できるロボットを作るなどして、後ろの2,3の工程を効率的できるサービスを提供しない限りむつかしいのではないか?と思う。
PS (自分が万一山で意識不明になったとしも)発信機で発信できる価値はあると思っています。
やはりシンプルプランといえども値上がりからは免れ無いのですね?
山の中で遭難すると、おそらくどうしようもない不安感に襲われると思います
そんな中、ココヘリを所持しているのはとても心強く感じます
ココヘリ会員はピンポイントで、自分の遭難地点を特定してくれる事を期待して発信機を所持していると思います
私もそう思っています(ピンポイントの範囲がどのくらいの広さか把握していませが)
最終的には遺体探索システムと表現した方がいらっしゃいました
私も最終的にはそうだろうと思います
ココヘリの「発信機を元に遭難者を探す」というシステムは目視よりも発見率を高めてくれると思っています
私自身は来年1年間の継続を決めました
その理由は日記「ココヘリ最終判断」に詳細を載せたので、ここでは割愛します
今後のオーセンティックジャパンの活動を見て、今後を判断するつもりです
遺体探索システムは確かにその通りで、私も万一の時に7年も家族を待たせるのは申し訳ないということ、あと、10km 位の範囲で検索開始でき、おそらく、10m 位の特定ができそう(これは電波の特性上そのように想定しました) ということで申し込みました。
これで万一の時に、生命保険も、退職金も迷わずでて、私も迷わずあの世にいけると・😄
鷲尾健さんのココヘリ最終判断、興味深く読ませてもらいましたよ!
ありがとうございます😊
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