個人的な備忘録として記録する。
1/8(ゲレンデ練習21日目):めいほうスキー場にて、DPSワイラー99、168cm。
滑走時の疲労軽減を目的として、より効率的な姿勢、滑走方法を課題として設定して練習した。今日は営業時間いっぱい、密度の濃いハード練習で、精魂尽き果てた感じだ。
課題1:板の中心に乗る
結果:後傾姿勢を修正するために板の中心(滑走時の重心)に乗ることを意識。自分の滑走では、ターン後半では板が先に流れ、体の重心移動が遅れて後傾になりがちなことを確認。足首を前方に曲げて上半身を被せるようにすることで修正可能。ただし、骨盤をもう少し立てるようにしないと力が入り難く体制も不安定。今後、骨盤を立てられるように改善が必要。ブーツのタンを押し込む感覚はいまだにあまり明確ではない。バックルを最大に緩めて滑走もしてみたが、不安定になるだけで練習になるのかどうかも不明。
課題2:ジャンプ2回で360度回転を行う。
結果:ジャンプターン練習の一環として実施。180度回転(後方)まではできるが、そこからさらに180度回転(前方)では派手に転倒して首がむち打ち状態になるところだった。危険なので今の自分では無理と判断して中止。
課題3:後方を視認しながら後ろ滑走する
結果:様々な板操作の一環として実施。十分な時間が確保できず数回のチャレンジのみ。後方を視認しなければある程度は、直進、ターンもできるのだが、右後方に体をひねると、どうしても右前方にターンしてしまう。左後方を視認すると、さらに難しい。今後、追加練習の必要あり。
課題4:エッジのみで大回りターンで滑走。
結果:エッジのみでレールのように滑走すると、雪面からの抵抗が少なく、疲労軽減されることから実施。両足の高低差を意識しながらエッジを雪面に食いこませながら、遠心力に合わせて体をターン内側に傾けるとやり易い。コツを覚えてきて、安定してきた。基本、エッジをスライドさせないので、雪が硬すぎなければ多少の凸凹はエッジが縦に切り裂くため板が振られにくい。先日の乗鞍ではモナカ斜面でエッジで切り裂いて、緩いターンで少しづつ面ズラシすることで表面のクラスト層を砕きながら滑走できた。状況にもよるが、モナカ雪でも有効だと思う。
課題5:両足をそろえて(密脚)滑走する。
結果:午後から最大斜度38度のγ800が開通したので、そこのみで集中練習。色々と気づきと学び、再確認など検証ができた。その上で今回感じたことは以下の通り。
急斜面のターンにおいて、両脚の高低差を利用したターンでは外脚(谷足)に大きな負担がかかるが、密脚では、内脚(山足)も外脚にも地面からの抵抗をきちんと受けることができ、外脚と内脚の負荷を1/2づつ分担することができる。結果的に脚の疲労が大幅に抑えられるだけでなく、大きな衝撃に耐えることができるため、ふらつきなどが減り、安定したターンが可能となる。また、急斜面に凹凸や大きな落差があっても、両足で踏ん張ることができるため、滑走スピードもあまり落とさなくても良い。この密脚は、緩斜面よりも、滑降により大きな重力がかかる急斜面での方が効果的。コブ斜面などでも大きな力がかかるため、両脚の高低差を利用したターンよりも疲労し難く、力も入れることができるため安定し易い。また、密脚にすることで、膝や足首を前に倒し込みやすいので、後傾姿勢の改善にもつながるようだ。この技術は最優先で磨いていくことで、山スキーへの応用、展開へとつながるだろう。今日は少し覚醒した感じがある!!
補足
今回、けんきちさんと3時間ほど一緒に滑走できたので、あとをついていく。いや・・・ついていけない(;^_^A。最近、ユーツベで色々動画を見て勉強していたが、けんきちさんは、どうやらフリーライドスキーをしている。自分の前方で飛んだり跳ねたりしながら滑走しているのに、一向に追いつけず、目を離すと見失う。探すと、はるか前方で待機してくれている。滑走は基本、エッジのみ。けんきちさんの後には、雪面に鋭く深い溝のみ残る。ものすごい技術だ。そういえば伊吹山でも5mの落差をぶっ飛んで行った。春の雪山も密脚でスキー場のようにエッジで滑降していた。改めて凄さを実感した。あれほど自由に滑走できたら、そりゃあ楽しいだろうなあ・・・。とにもかくにも、ほれぼれする滑りだった。
以上
なんだかこそばゆいです(笑)。
でも実態は、山とスキーしかやることがないという、なんだか情けないダメな人間です。
好きなことはやりますが、それ以外はダメなんです。好きなことくらいは楽しんでやっていこうと思ってます。
好きなこと、一緒に頑張って楽しみましょう!
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