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2025年03月02日 18:06未分類全体に公開

備忘録:めいほうスキー場(ゲレ練41日目、今シーズン9日目)

個人的な備忘録として記録する。
2/8:(ゲレンデ練習41日目。今シーズン9日目):めいほうスキー場にてお嫁様(そう呼べと命令されている)
ブリザード ラスラー11 164cm、センター112mm、R16mを使用。

今日はお嫁様(そう呼べと命令されている)と練習。

〇課題1:後傾姿勢の修正
ブーツの足首の角度をドライバーで鋭角に設定。さらに、ウォークモードにして、バックルの先端から1つ目、2つ目は先端から2段目、3つ目、4つ目は先端から1段目で留める。その上で、マジックテープのベルトは機能しない程度まで緩めて留め、中級者コースまでを滑走。ブーツの足首固定作用はほぼない状態。自分が乗りたい位置に乗れてかなり調子が良い。
・2つの気づき
気づき1
どうも自分の場合、ブーツを普通に履くと、どうしても後傾姿勢になってしまうようだ。以前から、「ブーツを普通に履くと後傾に矯正されてしまい、板の重心に乗ることができず、自由な前後運動もできない。これはブーツのせいだと感じるのだが、でも、やはり、自分の技術不足なのだろう。練習するしかない・・・」と思っていた。しかし、これはどうも間違いだったようだ。そもそもブーツが自分の足にあっていなかったせいで、前傾姿勢になれなかった可能性が高そうだ。なぜならば、バックルをゆるゆるにして、足首の可動域を増やすと、足首から膝までの部分を前後、特に前側に移動できるようになり、後傾姿勢を改善することができるようになったからだ。なお、上記のようにバックルゆるゆるだと、バックル締め付け効果が2割程度しか効かず、ブーツ剛性が重要となるガタガタ斜面や上級者コースはちょっとてこずる。なので、通常の滑走モードにするときには、4つのバックルを先端から3段目に留めて、その状態でマジックテープベルトを絞り込まないように留める。そうすることで、バックルやブーツ剛性をある程度利用でき、かつ、自由な前後運動ができるようになり、ガタガタや上級者コースでも、ちょうどバランスが良い感じとなる。
気づき2
もう1つ気づいたことがある。それは、バックルを緩めて前後運動ができるようになると、前脛骨(けいこつ)筋(膝から足首までの前面外側、脛側にある筋肉)と大腿四頭筋太ももの疲労が大幅に減る。なぜか?それは、これまでのようにバックルをガチッと締めてしまうと、強制的に後傾姿勢となってしまう。そして、そのままバランスをとって滑走しようとすると、後傾姿勢を補うために、足の甲を上側に持ち上げて固定し、ブーツのシェルの剛性も利用してテコの原理で踏ん張ったまま筋肉をロックしつつ滑走するしかなくなる。その結果、前脛骨筋(膝から足首までの前面外側にある筋肉)と大腿四頭筋が疲労してしまう。当然、この姿勢は無理があるため、その負荷が体に大きな負担となってのしかかる。特に大きな負担がかかるのは足首である。前脛骨筋で足首を持ち上げつづけて滑走すると、足首の靭帯や骨格に大きな力がかかり、足首の故障へとつながる。そう考えると、スキーを始めてから足首がずっと痛くなっており、その詳細箇所も、負荷がかかっている箇所とビンゴで合致している。今回のブーツウォークモード、バックルゆるゆる練習だと、このようなシェルの剛性を利用した滑走は不可能だ。むしろ、足裏をブーツ底にべったりとくっつけて、踏み込まないとまともな滑走は難しい。
もう少し考察しよう。そもそもブーツが足にあっていない理由はなぜだろうか?ここは、エビデンスが曖昧な推測となるが、どうも自分の前脛骨筋の太さ(山に登りすぎ、山で走りすぎで太くなっていた?)とふくらはぎの細さ(前脛骨筋と比較したときのバランス)によって、自分の場合は、普通の人がブーツを装着した時よりも、どうしても後傾姿勢になってしまったのではないか?と思うのだ。これが、「ブーツが合わない」という現象で、この問題が理解できていなかったために、対処方法がわからず、滑走技術の向上を妨げていたと思うのだ。その証拠に、山スキーでも、バックルを緩めて滑走したとたん、後傾にならずに重心に自然な姿勢・感覚で乗れて、全身を使ったダイナミックな滑走へとつながりつつある。全脛骨筋や大腿四頭筋をロックする必要もなくなったので、滑走時に足首や膝の自由な屈曲も楽にできるようになり、体全体の動きが解放されて、自分のイメージ通りに全身が使えるようになり、自由自在に動けるようになった。とにかく楽で楽しく、山での滑走のイメージが広がった実感がある。ここで少し思うのだが、どのメーカーのブーツも、もっと最初から前傾姿勢にしやすい形状にしてほしい。どなたか、そういったおすすめのブーツを知っていたら教えてほしい。
追記:もしかしたら、バックルの前から2つ目、3つ目を緩めることで、足首の可動域が確保できるのかもしれない。

・課題2:上半身を積極的に使う
全身、特に可動が不足している上半身をダイナミックに使って滑走試行。
ポールを握っていると、握ることに意識が向き、腕でバランスをとることに意識が向かないことを再確認できた。腕を意識的に動かして下半身とバランスをとるようにすると、下半身はより小さな筋力で大きなパワーを出力できるようになる。ただし、上半身のねじりや腕の前後など、ねじりすぎたり、前後に大きく動かしすぎなど、どの程度にすればよいバランスとなるのかは、もう少し試行錯誤する必要があるだろう。この辺は、パウダーでは大きくゆっくり、ガチガチなどでは、早く小さくなど雪質による板への反発力の違い(速さ、変化のスピード、強さ)によって調整が必要だろう。

写真は、ブリザード コーチス を購入後のお嫁様(そう呼べと命令されている)の滑走。上達した!!板や道具、そして道具の使い方は気づきで技術の向上スピードも相当に変わるのだなあ・・・・と思う今日この頃である。
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