熊被害を防ぐために必要な行動は下記4点だと思います。
1. 登山口付近でキャンプしない。
2. クマの出没情報がある辺りで食べ物を出さない。
3. 登山口付近のトイレに行くなどの際にザックを置いたままにせず、常に身近に置く。
4. 下山時も、生ゴミ含み、食べ物の入っていた空袋などのゴミをジプロックなどで匂いが漏れないようにする。
1.は、そもそも、キャンプして夕な朝なに調理したら、辺りに匂いが充満します。これが熊を誘き寄せる元凶。自ら熊被害を招いています。また、他の人の熊被害を引き起こす原因でもあり、迷惑千万。テント泊の人は、登山口付近でキャンプせず、宿泊施設に泊まって、人間の食べ物の匂いを巻き散らかさないことが肝要です。
2.は、自分と同行する人の安全のために必要なこと。行動食は大事です。けれども、なるべく行動の前に十分栄養補給し、熊が出没する付近で食べ物を出さないことが肝要。
3.は、ついやってしまいがち。人が盗むことはないだろうと考えるより、熊が食べ物目当てにザックを引っ張って持っていってしまうことを防ぐべき。一旦熊が持って行ってしまったザックを取り返してしまうと、逆に危険極まりないそうです。熊が取ったものは熊のもの。いかにそこに現金が入っていようが、高級カメラを付けていようが。
4.にも注意。人間の食べ物の匂いを出さないことが肝要。
熊鈴は、普通の熊なら効き目があるでしょう。けれど、人間の食べ物の味を覚えた熊にも効果があるかどうか...。
薬師岳・雲ノ平への登山口折立で熊被害が相次いだそうです。
富山県のページによると、「有峰ハウス、ビジターセンター、県有峰庁舎において施設が一部破壊される被害が発生」したこともあって、「檻の設置を行い、県、警察、捕獲隊による周辺パトロールを実施したところ、有峰ハウスに隣接する公園施設付近にクマが現れ、施設利用者の人身被害防止のためやむなく捕獲を行いました。(親子グマ3頭)」とのこと。
https://www.pref.toyama.jp/1709/houdou/20230815-2.html
とりあえず、被害を起こした熊は現地から取り除いたみたいです。しかし、折立付近は他にも熊が生息しているらしい。熊が棲んでいる場所にお邪魔するつもりで行く注意が大切と、バスの車掌が言っていました。
なお、引っ掻かれて怪我をした人は、自力で応急処置し、登山を継続したとネットニュースに載っていました。
https://webun.jp/articles/-/448402
おはようございます。
2.はまさにその通りだと思います。
とにかく行動前に多すぎず少なすぎず腹を満たし、水分補給と飴ちゃんを口に含む程度で行動終了するようにしています。
そのため、トレーニング的な山行の場合は空腹でも観察〜判断〜行動できるように努めています。
あくまで、人間が彼ら野生動物や昆虫類などの生活圏にお邪魔するのですからね。
その考え基本に据える方が良いと私も思います。
良い日記の投稿をありがとうございます。
コメントありがとうございます。
でもまぁ、原則であって、シャリバテ起こしてフラついたり行動不能になったりするまで我慢すると本末転倒。そこは自分の体と相談しながら、ですね。
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