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2018年07月26日 02:52未分類全体に公開

西日本豪雨災害ボランティアにて

 この7月22日(日)・23日(月)に災害ボランティアに参加しました。私の地元:東広島市社協を拠点にマイクロバスに分乗し、西条町の隣町である志和町と八本松町で被災された住宅の土砂を撤去する作業が主な役割でした。これまで思いはありながらも二の足を踏んでいましたが、身近な地域も被災し、先週、高校生になった娘と妻が災害ボランティア活動したこともあり、初めての参加です。
※プライバシー保護のため写真撮影禁止。
 初日は床下に流れ込んだ土砂の撤去。ボラさん8名2組のうち、リーダー指示のもと、男性6名で作業しました。被災後2週間が経過していたため、前日までに母屋の床下はほぼ撤去されていましたが、離れはまだまだ多くの土砂が溜まっていました。この日も気温36℃を超える猛暑日で、屋内とはいえ作業を初めて10分もすると、滝のような大汗を掻きました。かき出した土砂を土のうに詰め、屋外に運び出す流れでしたが、普段やり慣れていない作業のため最初は要領も悪く、労力の割りに仕事量は・・・<(_ _)>。熱中症予防のため、社協からスポーツ飲料や塩分補給タブレットを配られ、15分程作業をしたら5〜10分休憩するという管理も行われていました。
 振り返ると移動時間以外、10時〜15時の作業で、各自持参の昼食時間など休憩を除くと実働2時間半ほどと思いますが、水分を500mlボトル5本(2.5L)消費していました。ちなみに私は帰宅後に体重2.5kg減。。5L程、汗を掻いたってこと・・・。
 作業に戻り、人間の力って捨てたもんじゃないって思いました。土のうは2人1組交代で詰め、床下の土砂かき出しも板を組み合わせレールみたいにして、プラスチック製てみを4個駆使しながら作業効率は格段に上がりました(^^)。土のうは詰めすぎると重くて運搬効率が落ちるので半分ちょっと入れるくらいが良い。最終的に土のう200袋程は撤去したと思います。とはいえ、全体の1/5程がやっとでした。。
 話しは変わりますが、たまたま他県から来られた60歳のマッチョなおじさんと両日とも一緒になりましたが、その方の仕事ぶりが凄すぎる!!一応、怪我による破傷風予防のため長袖長ズボン着用が原則ですが、まさかのタンクトップ。。土砂も素手でかき出すのですが、あまりの速さに運搬係が4人がかりでも間に合わない(T_T)。休憩時間も座らず炎天下で体操をしたり、側溝で身体をじゃぶじゃぶと洗ったり。。昼食も水分もほとんど取った感じではありませんでしたが、無尽蔵に仕事をこなしていました。リーダーも心配して「休んで下さい。」と声を掛けていましたが、やはり炎天下で過ごされていました。こんなワイルドな人を初めて見ました。。
 2日目は同じく住宅周辺の重機が入れない場所の土砂を運ぶ作業。一輪車で重機が届く場所に土砂を運べば良かったので、土のう運搬より楽でしたが、ほぼ屋外の炎天下での作業のため、500ml 6本消費しましたがグッタリ。土建業の方に笑われそう・・・と思いながらも、女子高生が顔を真っ赤にして汗だくになりながら土砂を運んでいる姿をみながら、がんばらんといけん!と力を頂きました。また、支援物資が一昨年の大地震で大変な被害を受けた熊本市から届いているのを見て、胸が熱くなりました。 
 最後に連日の猛暑もあり、被災者の方々にはくれぐれもお見舞い申し上げます。被害の状況を目の当たりにして、どれだけ大変な日々を送られているのかお察し致します。身体に気を付けて、早くもとの日常が戻ることをお祈り致します。
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